親が仕事に行っている間に、よく弟が兄を肩車している兄弟がいるという。それは彼らが親に怒られたからだというのだが、一体どういうこと?
転載元: 「進め!飛べ!弟号」 作者: 少女X (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2490
【要約】
没収され高いところにしまわれたゲームを取ろうとしたものの、弟が上だとあと一歩腕の長さが足りなかったから。
【解説】
彼らは親の言いつけである「ゲームは一日一時間まで」というルールを度々破り、ゲーム機を没収されてしまった。兄弟の必死の説得により両親は自分たちの目の届く所で1時間だけゲームをすることを許したが、それ以外の時間に勝手にゲーム機を使わないように高いところにしまうようにした。(何度も出し入れすることになるため、それが1番手っ取り早かったのだ。)さて、兄と弟はゲームを取り上げられて黙っては居なかった。鬼の居ぬ間になんとやら、学校から帰り、親が帰って来るまでの間にゲームをしようと椅子を使ったり太郎が次郎を肩車したりしてなんとかゲームを取ろうとした。肩車ならあと少しでどうにか取れそうなものの、手が届かなかった。よじ登って降りられなくなってしまっては親に見つかり2度とゲームをさせて貰えなくなるかもしれない。いすの上で肩車するのも不安定すぎて余りにも危なかった。ゲームを落として壊しでもしたら悔やんでも悔やみきれない。そこで2人は肩車したときの頭の高さは同じでも、兄が上なら腕の長さの分だけリーチが伸びることに気付いた。その日から彼らは学校から帰ると弟が兄を肩車し、ゲームを取り出して遊び、親が帰ってくる前にまた同じように元の場所に戻すようになったのだ。