カメオは、 名探偵 として活躍していた。
人里離れたウミガメ村で起こった殺人事件を、早々と解決したカメオは、
その事件を解決したことを後悔したという。
一体なぜ?
転載元: 「時は来たれり」 作者: 紅まる (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2452
要約:自分が事件を解決したことで、より大規模な事件が起きてしまったから
今回、ウミガメ村で起こった殺人事件は『見立て殺人』と呼ばれるものであった。
この殺人事件では、『ウミガメ村に伝わる童謡』に沿って、殺人事件が行われた。
この童謡は5番まで存在し、1日ごとに1番の歌詞に沿った内容の
殺人事件が起こるというものであった。
カメオは、『童謡の5番』を用いた殺人事件が起こる前に事件を解決することに成功した。
カメオは、どのように殺人を行ったか、誰が犯人であったかなどを意気揚々と、村人の前で語った。
犯人は無事逮捕され、事件は一見収束したかに思われた。
しかし、この事件のトリックを聞いた人はこう思った
「この方法で殺人を行えば誰にもバレずにすむのでは…
憎きあいつを殺す時はきた…」と
そう思った人々は事件が解決し、カメオが帰っていった日の夜 事件を起こした
童謡の一節はこうだ
♪〜 夜空に輝く花火一つ 死者を送る花火を一つ
霊を清め、祓うべく 花火をあげよう 天高く、天高く…
その夜、村では、あちらこちらから火の手が上がり、村は火の海と化した。
村での生存者は『0』
世紀の殺人事件として全国のお茶の間を一時騒然とさせた
この惨状をニュースで知ったカメオは1人事件を解決したことを後悔するのであった…