キャプテンは凍傷になった。
状況を補完しなさい。
転載元: 「キャプテンの受難」 作者: 彩雲 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2343
問題の誘導、開示すべき情報などに改善の余地があることがわかったので、
次回は予備知識がありそうな人もなさそうな人もできる限り平等になるよう精進していきます。
1990年6月10日7時20分、ブリティッシュ・エアウェイズ5390便は
イングランドのバーミンガム国際空港からスペインのマラガ空港へと飛び立った。
離陸を完了し、機長たちは肩ベルトを外し、機長は腰ベルトも緩めた。
7時33分、高度5300mに到達したとき、突如破裂音と共に機長席側の窓ガラスが吹っ飛び、
機長が外に吸い出された。
奇跡的に足が操縦桿に引っかかり、機内に残った下半身を駆けつけた客室乗務員が掴んだため、
完全に空中に放り出されることは回避された。
しかし、機長は不時着するまでの間ずっと機外に(風圧で)固定され、
時速500km以上で吹き付ける上空の寒気にさらされ続けた。
窓ガラスが吹っ飛んだ原因は、窓を固定するネジの付け間違いであった。
規格より小さいネジを使用したために強度が足らず、
機内と機外の圧力差に耐えられなかったのだ。
キャプテン→機長→現場は飛行機の中→窓が壊れる(→機長が吸い出される)
というルートを想定してました。