とある男は、変わった趣味を持っていた。休日にたびたびレジャースポットへ行っては、そこにいる家族を殺し、食べてしまうという猟奇的なものだった。
そんな彼は、一つだけ決めていることがあった。それは、「夫だろうが子だろうが食う。だが妻だけは食わない」という、これまた変わったものだった。
しかし、そんなことを続けていては無事なはずが無く、現場を押さえられて、遂に逮捕されてしまった。しかし、その事を知った近所の人々は、驚きと共に酷く落胆したが、安心したという者はいなかったという。ある者は、「確かに金に困っているようだったが、そこまでするとは…」とも言っていた。
何故だろう?
転載元: 「犯罪者の男」 作者: くりテリア (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/17
彼は腕の良い釣り好きな男であり、近所の人々にも魚を配るような優しい人だった。魚もオス、メス関係なく美味しく食べることが出来たが、刺身の「つま」は苦手であり、絶対に食べたがらなかった。
そんな彼はある時、金に困って、いわゆる「密漁」をしてしまったのだ。1度だけ…と思っていたのだが、ついつい止まらなくなり、遂に逮捕されてしまったのだ。近所の人々は、「あんなに優しい人だったのに…」と驚き、(あの魚はもう食べられないのか…)と落胆したのだ。