もう絵画を描くのは辞めようと、中途半端な状態で作品を仕上げ、活動を終了してしまった巨匠のカメオ。
彼が描いた最後の絵画は、誰が見ても中途半端で価値のない物だと言われていたが、
数年後、当時では考えられない程の高値で取引された。
一体なぜ? ※コウCHAさん(本家ラテシン)のカテクエリサイクルです。
転載元: 「すげ絵絵絵エエエェェェ」 作者: アシカ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/16
カメオが最後の絵画を手掛けてから数日後、祖国シン国が戦争で負けて、多額の賠償金を背負わされた。
政府は大量の賠償金を払うため、大量の紙幣を発行。結果、通貨価値が急激に下がるというハイパーインフレーションが生じる。
数年後、生活に困ったカメオは、自らの絵を売りさばくことに。
中途半端で価値のない物といえども、そこは腐っても巨匠の描いた最後の絵。
まあ何かの役に立つかもと、二束三文で買い叩く物好きもいたのだが…
通貨価値(1ラテ=大国ラテの通貨) 絵画の値段
インフレ前 1ラテ=10シン 3ラテ=30シン
インフレ後 1ラテ=100000000000000000シン 2ラテ=200000000000000000シン
こうしてカメオの絵は、インフレ前の当時では考えられない程の高値で取引された。
もちろん価値は変わらないどころか、むしろ下がってすらいた。