勅使川原亀雄は自分の名前を逆から書き始めた。
一体なぜだろう?
転載元: 「逆書き」 作者: 福元 術 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/1374
作文の宿題に取りかかった小学6年生の勅使川原亀雄。
テーマは「将来の夢」である。
まずは、原稿用紙の1行目に上から2マス空けて「将来の夢」とタイトルを書く。
そして2行目、一番下を1マス空けて『6年3組 勅使川原 亀雄』と書かなければならない。
しかし、2行目にこう書く際、下何マス目から書き始めれば良いかを数えなければならず面倒だ。
仮に数えて書いたとしても、もし数え間違っていればマスがズレてしまい、消して書き直すハメになる。
そこで亀雄は、一番下を1マス空けて「雄」から上に向かって自分の名前を書き始めた。
その方がミスを防げるし、何より数える手間が省けるのだ。