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【GM彩雲の】絶海の飛行場からの脱出【脱出ゲームTRPG】

[亀夫君問題]

貴方たちは、飛行機事故によって見知らぬ島に不時着してしまいました。
生きて帰るためには、貴方たちはこの島から脱出しなければなりません。
その命が尽きる前に……


不時着した飛行機から脱出したあなたは、滑走路脇の建物に案内された。
機長「この度は、このような事態を招いてしまい、申し訳ありません。
また、これも申し訳の無い話ではありますが、この島は航空図に載っていなく、外と連絡が取れるかもわかりません。
なので、我々は皆様と共にここで助けを呼ぶか、脱出するかする手段を見つけなくてはなりません。
どうか、協力していただけないでしょうか?」
ルール、並びに注意事項

  1. この問題では、皆様は質問欄を用いて任意の行動を宣言してもらいます。
    その行動に対し、出題者は適切な結果を返します。
    なお、宣言については、出題者に伝われば概ねどんな方法でも構いません。
  2. 制限時間は150行動(150質問)です。それを過ぎたら時間切れです。
  3. 場合によってはプレイヤーの皆様の中に死者が出る可能性があります
    その場合、3人の死者が出たらゲームオーバーです。
    死者となった参加者は、また新たな自分として参加できます。
  4. エンディングは、「FAILED」「NORMAL」「ANOTHER」「BLACK ANOTHER」の4通りです。このうち「NORMAL」「ANOTHER」でゲームクリアとなり、参加者全員の最後の質問に正解を差し上げます。
  5. 検索は無しでも解けるように作りました。
  6. その他システムに関する質問は、チャット欄で受け付けています。
  7. 下書きがぶっ飛んだので、処理に時間がかかる場合があります。

出題者:
出題時間: 2018年12月7日 21:03
解決時間: 2019年4月30日 18:30
© 2018 彩雲 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【GM彩雲の】絶海の飛行場からの脱出【脱出ゲームTRPG】」 作者: 彩雲 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2614
タグ:

改めまして、参加していただきありがとうございます!

ここでは、各場所、アイテム、イベント等の解説をさせていただきます。

このゲームはSCRAPのリアル脱出ゲームと、
エルナトさんのヒアデスからタラゼドへを参考にして作りました。
特にヒアデスからタラゼドへは自分がこのサイトで最初に参加した問題なので、個人的に思い入れのある問題でもあります。
まさかそのエルナトさんに参加していただけるとは思ってもみませんでした……!

エルナトさんの問題を参考にした割にはストーリー性が無いと思った方、その通りです。
努力しましたがそもそも無人島という事もあってストーリーがほとんど組み込めませんでした。
テストプレイでも、「謎はちょうどいいが演出が薄い」と言われたため、
今回はアドリブで描写を大幅に増やしました。
描写を楽しんでいただけたでしょうか?
それとも邪魔だったでしょうか?
いや、ほぼ確実に邪魔でしたよね……。
意見を聞かせていただけると嬉しいです。

休日の参加者が多いと勝手に思い込んで、次の日が休日の金曜日に問題を投稿しましたが、
いざやってみると土日はアクセスが分散してかチャットが進まず、
平日はアクセスが一定の時間帯に自ずと集中するのでチャットが繋がり、
結果として平日のほうがよく進むという事になりました。
なので、もし次回があれば平日に開始することを考えています。
このことに関しても意見を聞かせていただけると嬉しいです。
まぁ、ここまで長くなった原因は、
長引く→常駐できなくなる→さらに長引く→さらに(ry
という悪循環だと思うので、
質問制限ではなく時間制限にするという事のほうが重要だとは思いますが……。

島の画像が座標で示す方式に合致しなかったこと、
碑文の暗号から「言葉でしか伝えようのない探索箇所があること」から、
「伝われば何でもいい」方式を採用、それに伴い建物は色んな色に塗られました。
さらにそこから滑走路や離れ小島が探索対象になっていきました。

集会場/整備場
管制塔
格納庫
滑走路
宿舎
詰所
倉庫
電源棟
小屋



岩の小島
小さい小島
大きい小島

石碑
地下
洞窟

集会場/整備場戻る

最初から入れるところ。
特に工夫もなくアクシデントもなかったので言うことは無いです。
なお、機長が最初にここに案内したのは、
「滑走路脇にあって、片方がどう見ても格納庫なので、もう片方は人を受け入れるところになっているだろう」
と判断したからです。知ってたわけではないです。

管制塔戻る

双眼鏡が最初に見つからなかったのはエルナトさんのせいではなく私のせいです。
無線機が動かない+動いても繋がらないという絶望の供給源。
実は名簿に続きがあるという罠も搭載。

格納庫戻る

今回の一番の想定外。
まさか誰にも認識してもらえないとは思ってもみませんでした……。
ガソリンがあるためある意味一番重要な場所。
テストプレイで"小型旅客機"と言ったらセスナを想像された。

滑走路戻る

探索できるとは思われなかった場所。
といってもここが探索されないのは想定済みで、
小型旅客機発見と同時にイベントを起こして片付けてもらう予定でした。
格納庫を認識してもらうためにイベントが前倒しになりましたが……。

宿舎戻る

テストプレイで一番詰まったところ
テストプレイではこの場所以外で
「窓は割れますか?」「割れません/ないです」
を繰り返したため、「あ、これ割れないやつだ」と察されてしまい、
"この場所だけ窓が割れる"という事に気付いてもらえませんでした。
なので今回はドアをガラスに変更し、ここだけ内部を描写することで、
“ここはガラスのドアだから破壊できる”
という事を遠回しに描写したつもりだったんですが、
そもそも最初から破壊はダメなやつでしょ、と空気を読まれたためこれも失敗。
仕方なくイベントを追加することに……

詰所戻る

特に何も起きなかったので言うことなし。

倉庫戻る

実は非常食の賞味期限は即興。
慌てて年代を確認、整理することに……。

電源棟戻る

探索済みなので情報は出てこない(来る必要がないとは言ってない)という罠搭載。
まさかあそこまで奇麗さっぱり忘れられるとは思いませんでしたが……。
配電盤のスイッチで地下の存在がわかるのは実は不具合だったが、
むしろヒントになるのでそのまま放置。
まさか格納庫の存在をこれで知らせることになるとは思いませんでした……。
ちなみに、多くの電子ロックはボタン電池で動いているので電源は関係ありません。

小屋戻る

真鍮の鍵と紙切れは集会場から持ち出されたもの。

戻る

実は釣り竿は小屋にある予定だったのだが、
出し忘れたので急遽ここに移動。

戻る

アドリブすら思いつかなかったので、何もないことになりました。

戻る

崖。

岩の小島戻る

池と同じくアドリブすら思い浮かばなかったので、何もない事になりました。

小さい小島戻る

許して。
アドリブも思いつかなかったんです……。

大きい小島戻る

何かある。

戻る

3本の柱は遭難者の墓。
……というアドリブしかないんです。ごめんなさい。

石碑戻る

碑文を刻むためだけに設置した、NORMALならスルー可能なオブジェクト。

地下戻る

全てが収束する場所。
どちらのルートでもここで最後に必要なものがそろう。

洞窟戻る

最期の地となるか、無視されるか、
それはプレイヤー次第。な場所。
プレイヤーが最も非現実要素を感じる場所兼、
唯一こちらから殺しに行く場所。

まず最初にいた建物を調べますが、手に入る情報は僅かです。
精々"G=7"と工具くらいのものです。
なので、自ずと外へと探索しに行くことになります。
島内を探索すると、倉庫で魔方陣が、
小屋で真鍮の鍵と"F=6の時Bad chefは?"が見つかります。
Bad chefが7文字なので、(普通に考えたら)これが7桁の番号を持つ電源棟の暗証番号です。
F=6、G=7からアルファベット順かと思いきや、そうではありません。
これを解くためには、魔方陣を使う必要があります。
ですが、魔方陣はこのままでは解くことができません。
そこで、F=6とG=7を代入してみましょう。
すると、解くことができるようになります。
あとは、Bad chefのアルファベットと対応する数字を順番に当てはめていけばいいのです。
よって、電源棟の暗証番号は"3942516"です。
残った真鍮の鍵は、管制塔へ入るための鍵です。

さて、工具があったら何かを壊すなり分解するなりしてみたくなるものです。
いろいろ試してみると、宿舎の扉を破壊できます。
宿舎を調べると、2つの暗号が出てきます。

1つ目は"武蔵の人"。
これを解く鍵は、管制塔にあった名簿です。
"の人"という事は、普通に考えて誰かの事でしょう。
人の名前が載っているのは、名簿です。
そして、武蔵は634の語呂合わせと考えることができ、
対応する六、三、四の数字を持つ
北野 六兵、松岡 修三、剣崎 四郎の番号を並べると、
"11102"と5桁の数字が導き出せます。

2つ目は、“方位 亀 の 数”
この問題の1つ目のポイントは、スペースの位置です。
方位の間にスペースがないので、全部の文字にスペースを入れているわけではないでしょう。
しかし、方位と亀を開けてわかりやすくするためならのと数の間のスペースは要りません。
つまり、方位、亀、の、数の4つの要素が必要となるのです。
ここで、方位、亀、の、数が全て書いてあるものは……やはり名簿です。
名簿の中の方位の数は4文字、亀の数は2文字、の=野の数は9文字、数字の文字数は10文字です。
これで導き出せるのは"42910"……先ほどと同じ5桁ですね。
何かが間違っているのでしょうか?
実は、名簿には続きがあったのです。
そこに書かれている野5文字を足せば、
導き出されるのは"421410"、6桁の数字です。

5桁の暗証番号を持つのは格納庫、
6桁のパスワードを持つのは詰所です。
格納庫には脱出用の小型旅客機YS-11と、
ジェット燃料を扱うリフューラー、
ほとんどあらゆるものの燃料となるガソリンがあります。
また、滑走路を掃除すると見つかるステンレスの鍵は、リフューラーの鍵です。

燃料の用途は多岐にわたります。
まず、発電機の燃料として、
次に、船外機の燃料として、
そして、リフューラーの燃料として。

発電機を回すと島中に電源を供給可能になります。
特にデメリットは無いので全てONにしても構いません。
なお、格納庫の巨大扉は電動なので、少なくとも格納庫と地下、主電源はONにしなければなりません。
地下の電源が必要な理由は後述します。

船外機に燃料を入れることで、離れ小島の探索が可能となります。
そこで見つかるのが明らかに地下へと行けそうな入り口です。

詰所には、青写真と絵があります。
この絵、どこかで見たことがある人もいるかもしれません。
そう、滑走路の端にあるあれです。
実は、鳥観図の滑走路にもこれが(1ピクセルごとに手作業で)書き込まれています。
(潰れるのを見越して滑走路端だけ拡大した画像も用意してありました。)
では、この数字が何を意味しているのか?
それは、青写真を見るとわかります。
青写真の現行滑走路には45°、225°と書かれています。
そして、滑走路端には04、22と書かれています。
そう、滑走路の数字は、この角度の上2桁に対応しているのです。
では、この角度は何なのか?
これも、青写真から推測できます。
まず、滑走路の反対側の角度は180°増減させたものになっています。
この事から、角度は我々のよく知る角度と同じような1周で360°のものだということが分かります。
そして、2本目の滑走路には80°、260°と書かれています。
この事から、右に回すと角度が増えることが分かります。
そして、見た目から、1°回せば1°増えそうだという事もわかります。
では、この調子で90°になるまで回すとどうなるでしょう?
90°はちょうど真西に来ます。
その反対の真東は270°です。
さらに回して180°は北に、反対側の360°は南に来ます。
これらと矢印の向きを照らし合わせると、
この絵は"北、東、西、南"を指し示しているということが分かります。
ちなみに、この数字は"飛行機がそっちの方向から着陸するときに、
北から時計回りに何度ずれた方向を向いているか"を表しています。
(救済措置として、乗員にこのことを尋ねるとちゃんと答えてくれます。)

地下への入り口の扉だけ、何故か電子ロックの電源を外部からの供給に頼っているので、
電源を供給しないとそもそも何もできません。
電源を供給して改めてふたを開けると、アンダーバーが4つ。
恐らく4文字のアルファベットでしょう。
4つのものといったら、先ほど導き出した"北、東、西、南"。
これらをアルファベットで表した"NEWS"が答えとなります。
これで開く……わけではありません。
さらにその後、"我らの位と名こそが鍵"と表示されています。
そして、10文字分の入力スペースが……。
位……順位、ランク付けと名……名前が記されているもの、それはやはり名簿です。
初期から鍵として使用してきた名簿そのものが実は単独で暗号になっていたのです。
ちょうど名簿には一から十の数字があります。
("方位 亀 の 数"で、五と十を2つに分けてカウントするのは
ここで五十を五と十でバラバラにして扱うという意味の伏線でもあります。)
そして、名簿にはローマ字=アルファベットがあります。
一から十まで順番に名前のローマ字を1文字ずつ抜き出していけば、ちょうど10文字になります。
では、どの文字を抜き出すのか?そこで、まだ使っていない"位"が出てきます。
名簿の左の数字と同じ文字目の文字を抜き出すのです。
すると、出てくるのは"otherhider"です。

地下には、リフューラーのマニュアルと、フォトンスーツがあります。
マニュアルを読んでリフューラーを動かし、事故機から脱出用旅客機へ燃料を移し替え、
そのまま離陸すれば脱出完了、NORMAL END-島からの脱出-です。
ではANOTHER ENDはどうすればいいのでしょうか?

その手掛かりは、唯一使われずに残った石碑にあります。
石碑には、"左下次いで下の右下二度の右上の右下の右へと天からの道を辿れ。"とあります。
この通りにすればよいのです。
では、天はどこでしょう?
島中を探しても1か所しか無いはずです。
そう、石碑の文章中、"からの道を辿れ"のその"天"です。
そこから指示の通り"左下次いで下の右下二度の右上の右下の右へ"と"辿って"いくと、
“がけの下の洞窟”
という言葉が浮かび上がります。

焼ノ鳥島には崖が存在します。
そして、ボートを動かせれば崖の下へ行くことができます。
(ボートの動かし方は前述)
ボートを廻して崖下まで行くと、そこは闇を湛えた(直喩)洞窟です。
碑文の通り、光を絶やしてしまうと死んでしまいます。
しかもただの光源では駄目です。
闇の中を行動するためのアイテムが必要になります。
そんなものはあったでしょうか?
地下にあった装備――フォトンスーツがそれです。
仕様書を読むことで役割と使い方が分かります。
フォトンスーツを装備し稼働させて探索を行いましょう。

その先には床の模様と壁の暗号。
逆に言えばそれだけしかありません。
暗号の鍵はどこでしょう?
この暗号の鍵も、"左下次いで下の右下二度の右上の右下の右へと天からの道を辿れ。"です。
では、今度の天はどこでしょう?
この暗号、明らかに不自然な点が最上部に打ってあります。
そう、この最上部(=天)の点(→天)がこの暗号を解く場合の"天"なのです。
そこから指示通りに進もうとすると可能なのは1パターンです。
その通りに辿ると"開け常世への扉"となります。
あとは、それを指示通りに瞳の中――床の模様の中心で叫べば、
何かが起こります。
何かとは何か?
空間異常が解消され、焼ノ鳥島が地球上に再び現れます。

あとは、前述のように脱出すれば、
ANOTHER END-島と共に脱出-達成です。
ですが、実はもう1つの脱出方法もあります。
この島の無線機は、最初は使えません。
当然ながら、電源がないからです。
電源を入れると使えるようになりますが、
空間異常によって外部と連絡できないので、
飛行機と通信可能なことから故障はしていないことを確認できるだけです。
では、空間異常が解消された後なら?
当然、外部につながるはずです。
そして、これを試みると、硫黄島航空基地と通信が可能です。
自衛隊に救助を求めることが出来れば、
脱出以外の終了条件である助けを呼ぶを達成できるので、
こちらでもANOTHER END-島と共に脱出-達成です。

これで、めでたしめでたし……なのですが、やはり気になりますよね?
BLACK ANOTHERの方法が。

洞窟の床の模様には不思議な力があります。
ANOTHER END-島と共に脱出-では、実際にその力で空間異常を解消しました。
この力が悪い方向に働いてしまったら?
その先が、BLACK ANOTHERです。
例えば、天から始めずに"左下次いで下の右下二度の右上の右下の右へと辿"った場合、
"非日常世界の開放"という言葉が浮かび上がります。
それを唱えてしまうと……

焼ノ鳥島 鳥瞰図
Excel VBAで組んだプログラムで生成した地形にペイントでアイテムを乗っけただけ。
ただし、滑走路だけは1ピクセル単位で製作したものだったりする。
Q.何故北が上じゃなくて右上なの?
A.設定上は、この島は北西太平洋にあるが、
北半球の低緯度では北東から北東貿易風が吹く。
飛行機の飛行には、空気に対する速度のみが影響するので、
向かい風となる方向に離着陸を行えば、
同じ対気速度でも最小の対地速度となり、
使用する滑走路の長さが最小にできる。
なので、南西→北東へと航空機が侵入できるように
北東-南西方向に滑走路が向くように方位記号を置いたのである。

謎の模様
魔方陣って言いたくなかったから謎の模様になったけど、実際下の注意書きで魔方陣って即バレする。
注意書きはテストプレイ時に「魔方陣は要知識じゃね?」と言われて追加したもの。

石碑に書いてあった碑文
この碑文こそが最初に作られた暗号。
の、はずが何故かANOTHER専用の暗号に……

青写真
滑走路の数字のヒント。
乗員に聞けばわかるので、不要といえば不要ですが……。

意味不明な絵
答えとなる4つの方角を示す。
問題を作った後で結局どの方角が答えなのかわからないので矢印を付けたが、
どうせ矢印を付けるなら横とか反対とかにもつければよかったと後悔してる。

洞窟の奥に彫られていたもの
碑文と同じ鍵で解ける暗号。
いろいろな読み方ができるようにするのは楽しかったが苦労した。
最上部の点は当初無く、最上部の意味深な空間が天であったが、
何もなかったらそこが天であることが分かりにくいと思ったので点を打った。
何故点なのかってのはまあ天だし……。
碑文の次に作られた暗号でもあります。

  • 集会場
    • 地図(画像参照)
      最重要情報
    • G=7
      "F=6の時Bad chefは?"のヒント
  • 宿舎
    • 武蔵の人
      六三四の人って言いたかったけどあからさますぎるからやめたらミスリードに……
    • 方位 亀 の 数
  • 倉庫
    • 謎の模様改め魔方陣
      "F=6の時Bad chefは?"を解くための真の鍵。だが立地的にこちらのほうが先に発見される可能性が高かった。
      因みにF=6が無い場合、複数パターンで成立するため絶対に解けない事が確認済みだが、
      G=7については、Gに7以外の数字を入れるとそもそも魔方陣が成立しない雰囲気があるので、
      無くても解ける可能性がある。
  • 電源棟
    • 前述の通り、配電盤のスイッチを見ることで施設の存在を確認できます。
  • 小屋
    • F=6の時Bad chefは?
      "G=7"と併せてアルファベット順と見せかける罠。でも魔方陣が結構すぐに見つかって引っかからず。
  • 石碑
    • 碑文
      これこそがこのゲームで最初に製作された暗号。
      結構苦労したのだが、ANOTHER専用のスルー可能暗号に……。
  • 洞窟
    • 禍々しい模様
      "エルダーサイン"で画像検索するとでてくるものをイメージしたもの。

名簿

このゲームで3番目に作られた暗号にして、このゲームの裏テーマの体現。
20人以上も普通の名前が思いつくはずもなく、早々にネタに走ることに決定。
笑いを催すことができたのなら幸いです。

日記

日付に誰一人突っ込んでくれなかった。
登場人物の名前はすべて飛行場の名前からとっている。

報告書

フォーマットはSCP財団(外部サイト)からお借りしました。
内容はオリジナルです。
なんかそれっぽい組織が管理してるやばい場所ってことが伝わればいいなっていうフレーバーアイテム。
思った以上に読解してもらえたみたいで満足。

仕様書

内容を書いておいたほうがイメージしやすいと思って増設。
燃料の種類が書いてあったり全く無駄というわけではないが、
基本的にはフレーバーアイテム。

配電盤

急遽作ったもの。
テストプレイでは一思いに全部ONにしてたから、
スイッチの状態なんて考える必要なかった。

  • 手帳
    情報が挟んであるだけ。
  • 真鍮の鍵(管制塔の鍵)
  • ステンレスの鍵
    金色の鍵、銀色の鍵にできるように真鍮とステンレスを選んだのに結局普通に描写してしまった。
  • 工具セット
    ガラス破壊用アイテム。
  • 双眼鏡
    本来小島探索はボートで直接行う予定だったが、
    テストプレイでは小島に何かあるのを視認してから小島探索に移ったので、
    視認しやすいようにアイテムを追加。
    なお、最初に見つからなかったのはエルナトさんのせいではなく私のせいです。

残りは全部フレーバーアイテム

  • 小さな部品
  • 固形燃料
  • マッチ
  • ナイフ
  • 釣り竿(誰かの手作り)
  • 流木
  • 筆記用具
  • 無地の紙
    フレーバーアイテムなので、何か書いてあるんじゃないかと疑われたときは違う意味で焦った。
    次はなんか書いとこうかな……。

この辺もほとんど即興で考えたもの。
舞台設定をある程度しておかないと思いつかなくて困る……。

  • 乗組員は乗員とモブ
  • 1970年の非常食のごみ
  • 白骨死体
  • 旅客機は飛行不能
  • 機内にガソリンは無い
  • 何故か破裂している車輪
  • 機長、客室乗務員はほぼ常に集会場にいる
  • モブ乗客は探索をしていない
  • 海の様子は穏やかで、ボードでの移動に支障はなさそうだ

即興じゃないのはこれくらい

  • 旅客機の燃料はまだ残っている
  • 何かが起きた

アイテム番号:SCP-1967-CD

オブジェクトクラス:Euclid Neutralized

特別収容プロトコル:SCP-1967-CDの存在する場所をサイト-██とし、サイト-██上空をあらゆる航空機の航路から外してください。航空機の接近が認められた場合、カバーストーリー「演習空域への接近」を適用し、航空機をサイト-██から遠ざけてください。緊急の場合は、可能な限り海上へ不時着するように誘導してください。現時点において特殊な措置は必要ありませんが、再活性化に備え、GPSによる測位を継続してください。

説明:SCP-1967-CDは、北緯██度██分、東経███度██分を中心とした、直径51.856kmの西太平洋上の領域の3000m上空に存在する円形の時空間異常です。SCP-1967-CDを下方から観測しようとする場合、SCP-1967-CDがないかのような情報が観測されます。そのため、SCP-1967-CDの下方からの観測は不可能です。SCP-1967-CDを上方から観測すると、SCP-1962-CD内に実際には存在しない空間(SCP-1967-CD-1に指定)を観測できます。そして、上方からSCP-1967-CDへと侵入することで、SCP-1967-CD-1へと入ることが可能です。なお、SCP-1967-CD下方からSCP-1967-CDへの侵入を試みた場合、SCP-1967-CD上方へと何事もなく到達します。

SCP-1967-CD-1は、SCP-1967-CDと同じ直径を持った異常空間です。SCP-1967-CD-1は、高度3000mでSCP-1967-CDと接しており、SCP-1967-CD-1内からSCP-1967-CDを通過することで脱出することが可能です。SCP-1967-CD-1の外縁を通過しようとすると、未知の原理によってSCP-1967-CD-1のちょうど反対側へと転移します。SCP-1967-CD-1内には、9つの島が確認されています。地形や位置などから、これらの島はかつて日本の領土として存在した島である焼ノ鳥島である可能性が高いです。それらの中の最大の島には、滑走路や格納庫などの建造物が確認でき、特筆すべきものとして、島の南端の崖の下にある洞窟(SCP-1967-CD-2に指定)があります。

SCP-1967-CD-2内部は光が差し込まず、光を吸収する性質のある気体で満たされているようです。しかし、探索に向かったエージェントの呼吸などに問題は無かったことから、空気の組成の一部にその性質がある、または空間そのものに光を吸収する性質があると考えられています。

SCP-1967-CD-3は、SCP-1967-CD-2内部にのみ存在する実体です。SCP-1967-CD-2内部の光の届かない範囲にのみ存在可能とみられています。その性質上、正確な形状の特定には至っていません。SCP-1967-CD-3は、SCP-1967-CD-2への侵入者に対して敵対的で、侵入者がSCP-1967-CD-2におよそ5mほど侵入した時点で攻撃を開始します。攻撃は主に打撃によるもので、攻撃を受けた侵入者は今のところすべて即死しています。なお、SCP-1967-CD-2とSCP-1967-CD-3が別のものなのか、あるいは同一のもの(SCP-1967-CD-2の実体化した状態がSCP-1967-CD-3、あるいはSCP-1967-CD-3の遍在化した状態がSCP-1967-CD-2)なのかは、現状不明です。

SCP-1967-CDの発見は1970年でしたが、焼ノ鳥島消失の原因がSCP-1967-CDであると仮定すると、SCP-1967-CDは1967年に出現していたことになります。

探索記録1967-CD-01
機動部隊デルタ-7"直掩隊"によってSCP-1967-CD-1の探索が行われました。
その結果、上記のSCP-1967-CD-1の性質が判明、並びにSCP-1967-CD-2が発見されました。
また、SCP-1967-CD-2内部では支給された懐中電灯の光が通常のように届かず、吸収されてしまうために、上記の性質が仮定されました。
そして、その状態で調査を続行した結果、SCP-1967-CD-3の襲撃が発生、█名の犠牲者が発生し、SCP-1967-CD-3の存在が明らかになりました。
また、島内で人間の白骨死体1体が発見されましたが、DNA鑑定の結果、並びに所持品との照合の結果、遭難者である可能性が高いという結論が出ています。
なお、焼ノ鳥島探索時に発見された石碑に以下のような文章が書かれていました。

この世の理を外れし者らの巣窟と化し闇に満ちた洞は左下次いで下の右下にどの右上の右下の右へと天からの道を辿れ。
だがけして闇に呑まれてはならぬ、光を絶やさず進むべし。

この文章がSCP-1967-CD-2と関係しているのかどうかは現在調査中です。

探索記録1967-CD-02
機動部隊デルタ-7"直掩隊"によってSCP-1967-CD-2の探索が行われました。
なお、機動部隊デルタ-7"直掩隊"には高輝度のサーチライトが支給されています。
今回の探索では、SCP-1967-CD-2中でも十分な光強度を高輝度サーチライトによって確保できたため、
光が照らされていない場所を縫って襲撃したとみられる1件を除きSCP-1967-CD-3による襲撃はありませんでした。
SCP-1967-CD-2最深部は小さいドーム状の空間になっており、
床には五芒星の中心に人間の目を模したようなものが描かれた模様が掘ってありました。
また、正面の壁には何かの模様が彫ってありました。
現在、床の模様と壁の模様についての調査が進められています。

インシデント1967-CD-001 - 201█/██/██
201█/██/██、小笠原諸島、西之島において火山活動が発生、サイト-██周辺の広範囲に火山灰が広がりました。火山灰の影響で█████航空所属の████████型機が航路を逸脱、エンジントラブルを起こし、SCP-1967-CD-2に不時着しました。なお、当該機のエンジントラブルは、火山灰によるものでした。同じく火山灰の影響により、機動部隊デルタ-7"直掩隊"の出動ができず、代替手段として財団所属のヘリコプター搭載巡洋艦"チャレンジャー"を出動させることになりましたが、その間に突如サイト-██付近を震源とする地震が発生。その後"チャレンジャー"がサイト-██に到着した時には、既にSCP-1967-CDの異常性は失われており、サイト-██には焼ノ鳥島が存在し、SCP-1672-CD-1およびSCP-1672-CD-2、SCP-1672-CD-3は消失していました。不時着機の乗員、乗客は既に自力で脱出していました。乗員、乗客へのインタビューの結果、乗客の一部がSCP-1967-CD-2へ侵入し、その奥で儀式を行ったために異常性が消失したものと考えられます。なお、儀式については超常的な知識を一切必要としない方法を現地で偶然習得したものであったため、カバーストーリー「ただの偶然」を適用して解放しました。

乗客が儀式を知る過程で文字の配置が重要な意味を持っていたそうだ。
今後は文章を書き写す際にそれらもできる限り保つように。 - 彩雲博士

テストプレイをしてくださったサークルの皆さん、

アイデアの参考にさせていただきました、SCRAPさん、エルナトさん。

そして、プレイしてくださった、

風木守人さん
アシカさん
エルナトさん
かきくりーむけろっこさん
紅まるさん
生姜蜂蜜漬けさん
ゆり彦さん
so-cinさん

本当に、ありがとうございました!!

エルナトさん2回言ってるって?ソレクライイイジャナイ……

次回作の予定は未定です。
というか全く謎が出来ていないので予定を立てようがありません。
ただ、題名だけが決まっているものとして、以下のものがあります。
「どこにもない駅からの脱出」(サブテーマ:検索不要"駅どこ")
「FRAGILE~月面基地からの脱出~」
もしこれらの問題を見かけたら、また参加していただけると嬉しいです。
もちろん、普通のスープも作る予定です。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy