you wear the same jewels that I gave you as you bury me

仕事関係の葬儀帰り、逆瀬川雲雀課長と部下の猫山御影は以下のような会話をしていた。

「課長、あの人色々な噂ありましたけど、結局明らかにしないまま、自分の内に秘めて亡くなられましたね…」
「そうね、「玉の緒よ たえなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする」って心境だったのかしら」
「さすが、元競技かるたやってただけのことありますね。あ、ところで課長、それで思い出したんですけど…」

と言って、御影は逆瀬川課長にある質問をした。

「…えっ？（どうしよう、今までそんなこと考えたことなかった）（この子結構ちゃんとした子なんだな）（シーツやバスタオルみたいなものだな、これ）」

このように、逆瀬川は御影の質問にどう答えていいか戸惑ってしまったのだが、御影にどのようなことを質問されたのだろう？

＊要知識・要経験の部分があるかもしれません。
＊それとは別に、下記inspire元和歌について一定の知識が必要です（検索可）。
＊百人一首　その八十九【たまのをよ たえなばたえね ながらへば しのぶることの よはりもぞする】からのinspireです。

＊「真珠のネックレスってどのぐらいの頻度で糸替えします？」

「…ところで課長、それで思い出したんですけど、パールのネックレスの糸ってどのぐらいの頻度で替えてます？これそろそろ替えなきゃまずいかなーって。こんなお葬式の時ぐらいしかつけないけど、いつの間にか糸が弱ってて。いきなり切れたら嫌じゃないですかー。」

「…えっ？（そんなこと考えたこともなかった）（いや、替えないと糸が劣化するぐらいの知識は持ってたけど）（この子結構ちゃんとした子なんだな）（これあれだ、バスタオルとかシーツどのぐらいの頻度で洗濯する？みたいな質問だな）」