女は、月が変わるたびに、初めて恋した人のことを思い出す。
思い出の満月の日には、桜を見ながら歩いて帰った。
若かったあの頃は、周りなど見えていなかったし、人の忠告も耳に入らなかった。
でも、本当に純粋な気持ちで、彼のことを一途に愛していた。
結局実りはしなかったけれど、若き日の美しい思い出だ。
しかし、数十年の時を経た今、その人のことを思い出すたび、必ずと言って良いほど女は涙がこぼれそうなほど悲しくになる。
決してそれが月のせいだなんていう気はないし、彼のことを恨む気持ちなど何一つないというのに。
どうしてだろう?
*この問題について、あれかな?とお心当たりのある方はそっと見守っておいてください♡
*6月7日(金)23時頃終了予定です。
*百人一首 その八十六【なげけとて つきやはものを おもはする かこちがほなる わがなみだかな】からのinspireです。
転載元: 「‘cause you were Romeo, I was a scarlet letter」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9673
彼の誕生日を暗証番号にしているから。残高照会するたびに、毎月悲しい。
〜@16〜
「お母さん!バイト先で銀行口座作れって言われた!暗証番号どうしよう?拓也くんの誕生日でいいか💕」
「あんた、そういうのやめなさいよ…(まあ言っても聞かないよね…)」
〜@46〜
(あ〜ようやく給料日だ…残高照会しよう…0401、っと…そういえば拓也くんとか元気にしてんのかな)
(そんなことより、ようやくギリ赤字脱出した…でも引き落としでまたお金飛ぶんだろうな…なんでこんなにお金がたまらないんだろう…恋とかどうでもいいから仕事やめて旅三昧したいと思ってたけど、夢のまた夢だわ…)
(毎月ほんと、凹みすぎて泣けるわ…それなりに稼いでると思ってるのに…どうしたら散財癖治るんだろう…)