※本問は https://www.cindythink.com/puzzle/9612 を読んでいることを前提として作成しております。
――――――――――――――――――――――――――――――
ここはあの世。
ときとして、神様は死者の願いをかなえてくれる。
少女リナは「両親に会いたい」と願い、それをかなえてもらった。
帰ってきたリナに、あの世で知り合った友人のヒロエが話しかける。
「お父さんとお母さんに会えてよかったね。私も神様になにか願いがあったらかなえようと言ってもらったんだけど」
「よかったね。何をしてもらうの?」
「生きているときヨーロッパの植物園で見た青い花をこのあたりに咲かせてほしいな、って」
「いいね、それ!」
「でもね、その花の名前をはっきり思い出せないんだよ。私ってダメだなあ。下手だけど、絵でも描いたほうがいいかな?」
それに対し、リナはしばらく考えてから言った。「大丈夫、今話したことだけを伝えればいいんじゃないかな」
リナがそのように判断した思考過程を解明せよ。
転載元: 「【第二夜】神様への願いと青い花の問題」 作者: GoTo_Label (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9614
リナは「両親に会いたい」と願った。
神様はそれだけを聞いて、両親に会わせてくれた……リナの望み通り、生みの両親でなく育ての両親に。
このことから、リナは神様が「あいまいな願いであっても、心を読んだうえで正しく願いをかなえてくれる」と判断し、ヒロエにそう言ったのである。