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鏡地獄

[ウミガメのスープ]

鏡にいつもと違う姿が写ったので、女は殺人を決意した。一体何故?


出題者:
出題時間: 2017年11月7日 10:31
解決時間: 2017年11月7日 11:19
© 2017 ノーネーム 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「鏡地獄」 作者: ノーネーム (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/96
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下に簡易解説が有ります

あるところにお妃様がいました。
彼女はとても意地悪でしたが、当時にとても美しくありました。
彼女はその美貌を使い、妻に先立たれ、傷心真っ只中のその国の王様の心に滑り込み、王妃となりました。
その王様と前妻の間には一人の娘がおりました。しかし、お妃と王様との間には中々子供が産まれません。
それに苛立つお妃は前妻の娘に八つ当たりをする日々を送っていました。
そんなお妃ですが、彼女にも趣味と呼べるものが-娘をいびる以外に-一つありました。
それは彼女が持つ鏡にある質問をすることでした。それは魔法の鏡でしたから、その質問に正確に答えてくれました。
お妃は鏡に問いかけます。
「鏡よ鏡よ鏡さん。この世で最も美しいのは誰《だあれ》?」
すると、鏡はお妃の姿を映して答えます。
「それはお妃様、貴方です」

しかし、その時、それは起こってしまいました。
「鏡よ鏡よ鏡さん。この世で最も美しいのは誰?」
お妃の質問に鏡は平素とは違う姿を映し出し、答えました。
「それは白雪姫です」
その姿は、その名は、王様と前妻との間の娘に他ありませんでした。
お妃は鏡に問いかけます。
「そ……そんな小娘のどこが良いの?」
鏡は答えます。
「先ず持って肌から違います」
それから鏡は白雪姫の髪の毛の先から、足の爪先まで美しい点を一つ一つ上げながら答えていきました。
それはとても長かったのでここでは割愛します。
鏡が答え終わった瞬間、お妃は呆然としていました。しかし、その胸の内には殺意の炎が煮えたぎっていたのです。

「あの〔自主規制〕野郎!〔自主規制〕を〔自主規制〕して、その上あの〔自主規制〕しやがった〔自主規制〕を〔自主規制〕した上に〔自主規制〕して〔自主規制〕してやんぞぉ!」
お妃は白雪姫を殺害することを決意しました。

簡易解説

世界一美しい人を写す鏡に、それまで自分が写っていたが、ある日他人が写っていたので、彼女を殺すことにした。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy