水平技術社から発売されている粘着テープは通常版とPRO版の2種類があるが、
PRO版は通常版よりも粘着力が低いことを水平技術社はアピールしている。
一体なぜ?
*Q7 白石コーソーさんのリサイクルです。
転載元: 「【ねばりますか?リサイクル】beg me to stay, beg me to stay」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9568
*体に貼るテープなので、剥がすとき肌を傷めたり粘着部分が残ったりしない、ちょうどいい粘着力でなければいけないから。
トップモデルの紗里。
今日はファッション誌ハーバーズカメールの撮影だ。
“Je vais utiliser cette édition PRO, OK, Sari?”(紗里、こっちのPRO版を使うけど、いい?)
“Merci, c’est parfait.”(ありがとう。最高)
カメラアシスタントが紗里のところに持ってきたのは、水平技術社が誇る皮膚用粘着テープPRO版。
撮影をするとき、モデルは、肌と何かをテープで止める機会がよくある。
最大限に美しく着こなしを見せるためには、ずれたり崩れたり落ちたりしてはならないからだ。
映像の時はもちろん、スティール撮影であっても、いろいろなポーズを撮るため、すぐ外れてしまうテープでは意味がない。
しかし、あまりに強力なテープだと、服の生地を傷めるばかりか、肌に跡が残りかねない。
一般人にとっては、若干肌に跡が残っても、一日中剥がれることがないテープの方がいい。
だが、プロのモデルの撮影では、その間だけもってくれれば構わないのだ。
それより、大事なモデルの肌に跡が残るなんて、もってのほかである。
ということで、撮影現場のプロに愛されているのは、絶妙に粘着度を調整した「PRO版」なのだ。