肉が運ばれてくる直前、死にたくなかった灰山が少しだけ逃げたのは何故?
転載元: 「恐怖の肉」 作者: 灰色ヤタガラス (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/934
駅のホームにて、「まもなく、1番線に、電車が参ります。黄色い線の内側まで、お下がりください」のアナウンスが響く。
電車の中には、たくさんの人間、つまり生きた人肉が詰められており、それが灰山のいる駅に運ばれてこようとしているのである。
灰山はホームの、黄色い線より外側を歩いていたところだったので、そのままいると、やってきた電車に轢かれ、下手をすると死んでしまうかもしれないので、まずいと思って、少しだけ黄色い線の内側に逃げたのだった。