男「何倍カレーとかあるよね?」
女「うん。」
男「あと、アルコールもプルーフの数字の大きい方が強いじゃない?」
女「そうだね。」
男「じゃあなんでこれは数字の大きい方が弱いの?数字が大きいと物足りないよ?」
女「えーっと、これは、強いとか弱いとかじゃないんだよ…」
結局、後に、女は大きい数字と小さい数字を合わせることで、男のニーズに応えることになったのだが、どういうことだろうか?
*【HNYC】とは、Happy New Year Cindy!です。勝手に付けさせていただきました。
*1月3日(水)23時ころ終了の予定です。(変更の可能性もあります。)
*解説は、年内ver.と年明けver.を用意しています。
もちろんFA条件は同じですし、タブで分けているだけなので、どちらも読めます。
転載元: 「【HNYC】this is our place, we make the rules」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9301
「ラティーオは辛いものが好きだもんね。でも、七味と一味、っていうのは、強さを表したものじゃないんだ。」
日本語教室に通い始め、漢数字が読めるようになったばかりのラティーオに、カメコはそう伝えた。
「入っているスパイスの種類なんだよね。一の方は唐辛子オンリー、七の方は7種類のスパイスが入ってる。だから、結果として唐辛子の辛さは控えめってことになるの。」
「chile mixto, mixed chiliなのか…なるほどね。確かにいろんなフレーバーがするね…でもやっぱり辛い方が好きかな…」
〜数年後の大晦日〜
「年越し蕎麦できたよー」
「おー、おいしそう〜〜」
「今年もいい年だったね。また来年もよろしく。はい、これ」
そう言ってカメコが夫のラティーオに渡したのは、特製七味。
普通の七味と一味を半々でミックスしたもので、辛味が強めだが、ちゃんと七味のフレーバーもある。
その七味をたっぷりかけて蕎麦をすするラティーオを見て、この人と一緒になって良かったなあと思うカメコであった。
〜数年後のお正月〜
「はい、お雑煮」
「おもちもう一個いい?」
「いいよ。今年も楽しく過ごそうね。はい、これ。」
そう言ってカメコが夫のラティーオに渡したのは、特製七味。
普通の七味と一味を半々でミックスしたもので、辛味が強めだが、ちゃんと七味のフレーバーもある。
その七味をたっぷりかけた雑煮を食べるラティーオを見て、おいおい、焦って喉に詰まらせるなよ…と温かい目で見守るカメコであった。