「僕と付き合ってください!!」
文化祭の後、勇気を振り絞ってずっと好きだったカメコに告白したカメオ。
「私でよければ、お願いします!」
と緊張しつつ笑うカメコの返事を聞くやいなや、カメオはアイマスクをつけた。
一体なぜ?
*Q18 ベルンさんのリサイクルです。
転載元: 「【祭ますか?リサイクル】la niña de mis ojos」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9059
*緊張しているカメコをリラックスさせてあげるため、「カメコに」アイマスクをつけた。
(アイマスクとは、めぐ◯ズム的なやつのこと。目があったまってほぐれる。)
「文化祭どうだった?」
「ばっちり!まあもう舞台も終わったから、髪切ろうかと思って来たよ。写真見る?」
「…うん。後でいいよ。まずはシャンプー台ね。」
僕のサロンに来てくれているカメコは、女子高生だ。
最初はお客さんだったんだけど、気が合うので時々一緒に出かけるようになった。
7つ歳は離れているけど、なんだかとても気が合った。
カメコは演劇部で、ミュージカルの主役をやると言って、張り切っていた。
舞台で履くという赤いヒールも一緒に買いに行った。
せっかく頑張っているカメコの気を散らしたくなくて、それが終わるまでは告白するのはやめておこうと思った。
「あのね。」
「何?」
カメコの髪を洗いながら、僕は勇気を振り絞って言った。
「僕と付き合ってください!!]
「えっっっ…嘘…本当に…私でよければ、お願いします!」
カメコは必死でいつもみたいに元気な顔を作ろうとした。
でも、なんとか笑ってはいるものの、緊張は隠せない。
「おい主演女優。顔引きつってるww」
「だって私なんかが…カメオさんみたいな素敵な大人の人と…」
「仕方ないなあ、はい」
僕は、ラベンダーの香りのアイマスクを彼女につけてあげた。
「本当は別料金だけどねw特別だよ。女優らしく眼筋ほぐしてちゃんと笑えww」
「ありがとう…」
Inspired by: Tacones Rojos