両親がとある宗教に入信したことを契機に家族が一家離散状態になってしまったことから亀之助は宗教をひたすら嫌悪しており、「この世には神も仏も居ない」というのが彼の主張だった。しかし周囲の者から見れば亀之助も宗教信者の家族ということだったのだろう。ある日、この宗教を敵対視する刺客が亀之助を殺すためにやって来た。結局亀之助はすんでのところで何とか刺客を退ける事に成功したのだが、実はこのとき亀之助と刺客の争いの一部始終を目撃していた者が存在した。この目撃者によると「亀之助はまるで敬虔な宗教信者のようだった」との話なのだが、一体何故だろうか?
転載元: 「最初で最後の祈り」 作者: TATATO (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/895
刀で斬り掛かってきた刺客に対し真剣白刃取りで対抗した亀之助が、まるで天を仰いで拝んでいるように見えたから。