ウガメミ王国では、王位を継承する際にウナギを頭に載せる「戴鰻式」を行う。いったい何故こんなことをするのだろうか?
*Q4 つむじ風商会さんのリサイクルです。
*元ネタがあります。
転載元: 「【いただきますか?リサイクル】disobey me, then baby, it's off with your head」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8883
*メデューサの供養のために最初は蛇を頭に乗せていたのだが、蛇を頭に乗せるのは流石に抵抗があるということで、ウナギになった。
ウガメミ王国には、メデューサを退治したペルセウスの末裔が建国の祖という伝説がある。
しかし、ある年から、洪水による氾濫が続き、メデューサの祟りなのではないかという声が聞かれるようになった。
頭に蛇を生やしていたメデューサにちなみ、王族が頭に蛇を乗せて、祈りを捧げたところ、洪水は治った。
以後、毎年蛇を頭に乗せて祈りを捧げるようになったのだが、流石に気持ちが悪いということで、王族から苦情が出た。
そこで、蛇に外見の似たウナギを載せるようになった。
さらに、それも気持ち悪いということで、調理したウナギを乗せるようになった。
その後、治水も行われ、氾濫は起きなくなった。
従って、l毎年ウナギを乗せる風習はなくなったのだが、メデューサの怒りを沈め、安寧な治世が行われるよう、王位継承の際の「戴鰻式」だけが儀式として残ったのである。