今年80歳になる矢佐井空蔵には、鬼区太辺代という幼い頃からの友人がいる。ある日空蔵は息子の空太から「鬼区さんがいなくなった」という話を聞いた。さて、事の顛末を知った空蔵は驚きつつも「太辺代は幸せだ」と考えたのだが、それは何故か?
2023年6月18日(日)22時00分で出題期間終了の予定です。
転載元: 「旧友の失踪」 作者: TATATO (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8707
既に両親は他界し、国内で唯一「鬼区」という珍しい苗字を持つ鬼区太辺代。そんな彼女が結婚して苗字が変わり、日本から「鬼区」という苗字の人がいなくなった。日本人の苗字を取り扱うサイトを読んでこれを知った息子からこの話を聞いた空蔵は、旧友が高齢で結婚したことに驚きつつ、彼女を祝福したのだった。