誰の助けも借りずたった一人で草原に生える無数のクローバーの中から何の特徴も無い正真正銘の四葉のクローバーを見つけ出したカメオ。彼が使ったものは金属探知機だけである。カメオは一体どのように金属探知機を使ったのだろうか?
転載元: 「【金ますか?リサイクル】Εύρηκα!」 作者: ねじ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8658
地面に這いつくばるような姿勢で使った。
ここは、ある物質に汚染され、数十年もの間立ち入りが制限されている区域だ。
当初は草一本生えない焦土のような有様だったが、ここ数年は夏の1ヶ月間だけ、だだっ広い草っ原になる。
植生の大半を占めるクローバーは、半分以上が畸形の四葉だ。
しかし、クローバーはかなり背の低い草である。
立っている姿勢の人間が四葉に気づくことは難しい。
クローバーに興味が無ければなおのこと。
たまたま許可を得て、その辺りに散乱する金属部品を拾い集める作業をしていたカメオは、柄の短いタイプの金属探知機を使っていたため、ほとんど這いつくばって作業をしていた。
それだけ頭を下げていたからこそ、クローバーの多くが四葉であることに気がついたのである。
その後間もなく、その地域は完全に立入禁止になったが、理由は公開されていない。