王妃グウィネビア、ヴィクトリア女王、マリーアントワネット、カイザリン・エリザベート(シシィ)。
美しいドレスを身に纏った女王や女帝、お姫様のお話をみんなの前で読み聞かせるのが大好きだった女は、今や必死で武芸を学んでいる。
なぜだろう??
*ちょっと要知識の部分があるかもしれません。
転載元: 「【二物衝撃 No.2】or with a nasty scar」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8478
*お姫様や女王様の相手役を演じる、憧れの歌劇の男役になることができた今、剣術の演技ができるのは必須条件。
小さい頃から、滑舌が良く、人前で朗読したり、発表したり、舞台に立ったりするのが大好きだった女。
中でも、華やかな女王様たちの話が好きだったが、女王様になりたかったわけではない。
母の影響で小さい頃から女性だけの歌劇団の作品に親しんできた女は、その相手となる男役に憧れたのだ。
厳しい歌やダンスのレッスンを重ね、無事男役として歌劇団に入団することができた女。
騎士の役を射止めた女は、今は必死で剣術の演技の特訓中なのである。