「この先、悪魔の棲む家 キケン」
男が家の前に着くと、家の門にこんな落書きがあった。
男はこの落書きを無視して家に入ったので、翌朝遺体で発見された。
なぜ??
*Q4 FCKさんのリサイクルです。
転載元: 「【悪ますか?リサイクル】I'm like the ringleader」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8359
*別な言語をしゃべる敵対民族のスパイであることがわかってしまったため。(外国語の落書きの内容に注目することは少ない。)
*落書きが合言葉的なものを示しているということが示されていればFAとする。
「こちらの組織『ベガ・アルテア』で働きたいと思って参りました。彦星様、織姫様に忠誠を誓います。よろしくお願いします。」
「…志願兵とは珍しいわね。よろしく。何が得意なの?」
「口下手なので、あまり話すのは得意ではありませんが、事務作業や情報処理、経理は得意です。銃も扱えます。爆発物も。」
「あら、じゃあ実働部隊も事務もできるってことね。頼もしいわ。
ところで、ここには何が棲んでいるか、分かるかしら?」
「え?」
「入るときに大きく門に書いてあったでしょう。」
「何か、そう言えば落書きみたいなのが…」
「失礼ね。うちのグラフィティアーティストの作品よ。
ストリートから私が拾い上げたの。
山根湖族なら誰でも知っている古典のワンフレーズだし、当然文字として目に入ってくるわよね。
あなたが外国人でなければ。
ねえ。何が棲んでいるの?」
「…美しいご婦人が。」
「私がきれいなことぐらい知ってる。でも正解じゃないわ。」
男は舌打ちして、内ポケットに手を入れようとしたが、それより早く後ろに控えていたタカシの銃弾が男を撃ち抜いていた。
「…別にそのぐらい適当に言い逃れしとけばなんとでもなるのに。あの程度でかっとなって銃を出したがるようじゃ、遅かれ早かれ潰されたわね。タカシ、ありがとう。後は適当に処分しておいてね。」