女子会で、自分が用意した煮りんごに対して、文句を言われた女は笑みを浮かべた。一体なぜ?
*Q7 kUmaさんのオマージュです。
転載元: 「【スイーツますか?オマージュ】she's sweet but a psycho」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8268
自分が女に送りつけた毒りんごで作った煮りんごを女子会のデザートとして送ってきたと思って、逆上し、罵詈雑言で罵った女の母親。
その取り乱しっぷりにより、母親の悪事が明るみに出たため、女は笑みを浮かべた。(女=白雪姫)
(…あの文字通り毒母め。
変なお婆さんが急にりんごを持ってきたから、ありがとうって受け取ったけど、こっちは危険を感じて身を隠してる立場なんだ。
そんなもの食べるわけないっつーの。)
(怪しいと思って、庭に置いといたんだけど、ずーっと腐らない。
りすさんも小鳥さんも食べにこない。
それどころか、かわいそうに周りのお花さんが枯れてしまった。
ふーんそういうことね。)
お料理上手の白雪姫は、お手製のりんごのコンポートを作りました。
もちろんちゃんと買ってきた普通のりんごで、です。
コンポートにするとおいしい、つやっつやの紅玉を選びました。
毎週第3金曜日は、あの毒母がお友達を集めて「女子会(いい年して女子会ですって。笑ってしまいますねw)」を開く日です。
白雪姫は、是非その時のデザートにしてください、ということで、メイドのエイヴァの所にその煮りんごを届けさせました。
「こちらが本日のデザート、りんごのコンポートになります。」
「あら、お妃様、美味しそうだこと。」
「本当、つやつやでなんて美しいんでしょう。エイヴァ、このコンポートはどうしたのかしら?」
「お妃様の女子会でぜひ召し上がってください、と贈り物があったんです。送り主は、白雪…?」
「だめ、みんな、それを食べてはダメよ!そんな煮リンゴなんて捨てなさい!死んでしまうわ!!」
「何を仰っているのです、お妃様?」
「いいからやめなさい!それは毒りんご!あのビッチ!白雪め!よくも仕返ししやがって!」
「お妃様、落ち着いてください!」
はっと我に帰るお妃様。
しかし、その時には周りの不審の目が一斉に注がれていました。
この一件を機に、これまでの悪事が全て明るみに出た毒母お妃様.
ざまあ。
さて、これで心置きなく小人さんや小鳥さんやりすさんと遊んで暮らそうっと。
白雪姫は、一人笑みを浮かべるのでした。