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ハトの実にも成って見ろ!

[ウミガメのスープ]

  1. 秋になると、その樹にはナッツのような実がたくさん成り、ハトが何羽も飛んできて毎日実をついばんだ。
  2. 数週間経つと、まだ実が数多く残っているにも関わらず、樹を訪れるハトの姿はまばらになり、ついに実を食べるハトは一羽もいなくなった。
  3. クリスマスが近づくと、再び樹はハトで賑わうようになり、大部分の実は食べ尽くされた。

上記の 2.において「実があるのにハトが食べなかった」のは何故か?
また、3.で「ハトが再び実を食べるようになった」のは何故か?


※ 要知識っぽい部分がありますが、想像力で何とかしてください。

出題者:
出題時間: 2022年12月14日 21:47
解決時間: 2022年12月14日 22:21
© 2022 ニックネーム 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「ハトの実にも成って見ろ!」 作者: ニックネーム (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8200
タグ:

ハトは本来、飛びながら餌を食べる鳥ではない。
地面や枝に降りた状態で食べる。

ハトが止まるには、条件に合った足場が必要だ。
体の重さを支えられないほど細い枝には止まれないし、かろうじて止まることができたとしても、その状態で何かを食べるのは難しいだろう。

そして、ハトは止まった場所から届く範囲の実だけを食べる。
2.は「届く実」が食べ尽くされて「届かない実」しか残っていない状態なので、ハトが実を食べる場面を見ることはできなかった。

やがてクリスマスが近づくと、樹にイルミネーションが飾られた。
3.では、枝々に張り巡らされた電線を新たな足場として、今まで届かなかった実を食べることができるようになったので、再びハトで賑わったのである。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy