カメコは甘いクリームを食べた瞬間、その味に心の底から感動した。
同時に、カメコは「このクリームと先程食べたケーキは味が似ている」という感想を抱いたのだが、
カメコは先程ケーキを食べたときには「このケーキはそこまで美味しくない」という感想を抱いていた。
何故、ここまで感想が違うのだろう?
★SPのおっさん、ありがとうございました!
転載元: 「あま〜〜〜〜〜い!」 作者: アメミヤ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8137
【先程の状況】
カメコ、おやつとして普通にケーキを食べる。
カメコ「甘っ!このケーキ、そこまで美味しくないや(´ω`)」
【今の状況】
偽催眠術師「貴方は今から口に入れたものを甘く感じます。今から貴方の口にワサビ入れます。」
偽催眠術師、チューブに入った甘いクリームをカメコに食べさせる。
カメコ (ワサビが辛くな〜い!!!
さっき食べた甘すぎるケーキと似てるなぁ……!!!
辛いワサビをこんなに甘く感じるなんて、催眠術ってスゴイ(°▽°))
同じ味のクリームに対する感想が違う理由は、状況と味の比較対象が違うからだ。
今、カメコは「催眠術で口に入れたものを甘く感じると暗示をかけられた状態でただの甘いクリームを口に入れられたら信じてしまうのではないか」というドッキリを仕掛けられている。
「口に入れたものを甘く感じるようになる」という暗示をかけられた状態で、ニセ催眠術師にチューブに入った緑色の甘いクリームを口に入れられたカメコは、
それを本物のワサビだと信じきっているので、「ワサビをこんなに甘く感じるとは……!」と、その味に感動しているのだ。
クリームの味自体は別にカメコ好みではないため、先程普通にケーキとして味わった時は「このケーキはそこまで美味しくない」という感想を抱いたのだが、
今は一般的なワサビの味と比較して「辛いはずのワサビが辛くない、甘いこと」に感動していて、
純粋に甘いクリームとして味わって美味しさに感動しているわけではないので、先程とは違う感想になったのだ。