都会の片隅で。
ユイカはナギトに対して怒って。
ユイカはナギトの身に大変なことが起きたのではと心配して。
最後にユイカは、ナギトの無事を知って安心した。
二人の男女の間で、ほんの短い時間のうちに起こったできごと。
ただ、二人は会ったことがなく、お互いの名前も知らない。
どういう状況だろうか。
転載元: 「Neverstarting Love Story」 作者: GoTo_Label (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7901
マンションの隣室から大音量の目覚まし時計の音が聞こえる。
都会のこととて、隣室の男の名前も顔も、ユイカは知らない。
ユイカ「毎朝のことね……あんな大きな音の目覚まし、どこで売ってるのかしら」
しばらく鳴り続けたのでユイカは苛立つ。
ユイカ「さっさと起きなさいよ、うるさいわね」
さらに1分以上が経過する。
ユイカ「あれで起きないってなんなの……まさかとは思うけど、死んでるってことはないでしょうね……」
さらにしばらく鳴り続けてから、時計の音が止まる。
ユイカ「あ、起きたのね。よっぽど疲れてたのか寝不足だったのか…… まあ静かになってよかったわ」