浮気がバレたくなかった男は、浮気の真実を知るものの口に直接毒を盛って隠蔽を図った。
だが、なぜかその毒で死んだのは、その時男の周囲にいた人たちであったという。
一体どういうこと?
要知識です。
転載元: 「マンホール」 作者: ドナ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7864
ローマのとある教会には、「真実の口」と呼ばれる顔の形をした丸い石が存在する。ローマの休日に登場したことでも有名だ。
真実の口には、手を口に入れると、偽りの心がある者は、手を抜く時にその手首を切り落とされる、手を噛み切られる、あるいは手が抜けなくなるという伝説がある。
さて、妻と共にこの観光地に来た男は、その噂を聞き、それを信じてしまった。
このままでは浮気がバレ、自分の手がどうにかなってしまう。
それを恐れた、男は真実の口に手を突っ込んだ際に、袖に仕込んでいた毒を口内に撒いた。彼は、真実の口の口を封じようとしたのだ。
もちろんただの伝説であるため、何事もなく手が抜け、男は安心しその場を離れた。
だが、毒は撒いた毒はまだ口内に残ってしまっている。
その後、男の後に手を突っ込んだ観光客達の手には毒がベッタリとついてしまい、多くの人の命が失われたのだった。