私の可愛いジョニーがいなくなって帰ってこないの。
一晩中心配して眠れないのよ。どうすれば良いのかしら。
親切なお方たち、どうか助けてくださいませんか?
*この問題は亀夫君です。ジョニーを探しているカメミさんに質問をして、カメミさんを助けてあげてください。YES/NOで答えられる質問以外の質問もできますし、ある程度の行動を取ることもできます。
*明確なバッドエンドはないですが、できる限りカメミさんに負担をかけないような方法で助けてあげてください。
*百人一首 その五十三【なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは いかにひさしき ものとかはしる】からのinspireです。
転載元: 「The one that got away」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7836
多頭飼い崩壊で猫の数が把握できなくなっているカメミに、「ジョニー」は実はいなくなっていないことを教えてあげる。
*「ジョニー」は実はいなくなっていない。
気が付いたら、カメミ(75)の飼っている猫は、数が増えて40匹にもなってしまっていた。
その猫の個体把握も、もはや困難になってきている。
*なので、「ジョニー」や他の飼っている猫について尋ねると、少しずつ発言が変わっていく。
その発言の矛盾を捉えて、実はジョニーはいなくなっていない、ことをカメミに教えてあげることがFA。
*しかし、カメミ自身、若干多頭飼い崩壊の自覚はあるので、たくさん猫を飼っている2階に無理矢理上がろうとすると嫌がる。
他にも飼っている猫を見たい、というと、少しずつ連れてきて見せてはくれる。
*多頭飼い崩壊であることを直接的に指摘し、猫を強制的に保護することでもFAとするが、「できるだけ傷付けないように」という観点から、「行政の人に相談に来てもらう」「猫ヘルパーの人に入ってもらう」「獣医さんに来てもらって、アドバイスしてもらう」などの解決法がベストアンサー。
*どの猫がジョニーか確認するための客観的な証拠としては、「アルバムの写真」「獣医さんに確認する」などの方法がある。
When I awoke, dear, I was mistaken
So I bowed my head and I cried
夫が事故死した崖に一人たたずむカメミ。
I’ve always loved you and made you happy
And nothing else could come between
「あなたがいなくなってから、もう10年になるわね。
こんなことになるなんて、思ってもいなかった。」
But now you’ve left me to love another
You have shattered all of my dreams
「子供のいない私たちにとって、猫は子供みたいな存在だったわね。
でも、あなたがいなくなってからというもの、猫の数は急に増えていった。
捨て猫がいる、と聞いては拾いに行き、飼い主がいなくて困っている子がいる、という話を聞けば引き取りに行き。
寂しかったのかもしれない。
自分は恵まれない猫たちを救える、神様みたいな気持ちになっていたのかもしれない。
最初のうちは普通に世話ができていた。
でも、数が増えれば増えるほど、何匹いるのかもわからなくなってきた。
似たような模様の猫は区別が付かなくなったし、猫のいる部屋になんとなく餌を置いて帰ってくるだけで、1匹1匹とゆっくり接してあげることもなくなって。
猫たちのいる部屋の掃除をするだけでも重労働だったけど、他の部屋の掃除を外注しても、そこだけは人に任せる気はなかった。
多分、誰かに見せたら非難されるんじゃないかって、怖かったんだと思う。
自分があの子たちを幸せにできていないって、認めるのが怖かったの。
こんな歳になって、そんなのおかしいわね。
こんなんじゃ病気になってもちゃんとみてあげられないって分かってたけど、どうしようもなくて。
ある日見たら、「ジョニー」がいなくなってたの。
でも、ジョニー、って誰だったかしら。
クリーム色のトラ猫だった気がするけど、たくさんいるし、多分いなくなったのはジョニーだと思うけど、もうわからなくなってて…これじゃ、あの子たちにもあなたにも申し訳なくて…本当、こんな歳にもなって、情けないったら…」
You are my sunshine, my only sunshine
You make me happy when skies are gray
「でも、親切な方たちのおかげで、現実に目を向けることができたわ。
あの方達には本当に感謝しているのよ。
私も、猫たちも幸せに生きていく道を探していきたいの。
私ももうすぐあなたの所にいくのかもしれないけど、その日まではちゃんと自分の寂しさに向き合って生きていく。
私に残された時間がどのぐらいなのかわからないけど、きっと楽しいことだってある。
聞いてほしいことがあったらまたここに来るわね。
ありがとう。」
You’ll never know, dear, how much I love you
Please don’t take my sunshine away
Please don’t take my sunshine away
カメミ(75歳)。
10年前に、夫が車の運転中に事故を起こし、崖から転落死した。
夫との間に子供はない。
夫の遺産と生命保険で、経済的には比較的裕福な暮らしをしている。
割と広い海辺の家に住んでおり、買い物や掃除などの家事の一部は外注している。
親しい友達などはなく、特に話をする相手もいない。
年齢の割に健康で、日常生活や車の運転などもでき、認知症というほどの症状はないが、40匹にまで増えた猫の世話には手が回らなくなりつつあり、個体の識別も難しくなっている。
Inspired by:PV”The one that got away” by Katy Perry