新人作家であるAさんが書いたファンタジーSF小説「トム・ウィルソンと魔の洞窟」は発売後数か月で空前の大ヒットとなった。
Aさんは当初は自分のつけたタイトルを気に入っていたのだが、
大ヒットしてしばらく経った後に「もう少しタイトルを考えてつけるべきだった」と思うようになった。
なぜ?
転載元: 「作家の悩み」 作者: ブラックホール (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7771
大ヒットとなったAさんの作品は人気作となり、「トム・ウィルソンシリーズ」として続刊を希望されるようになった。
そこでAさんは次々と続きの話を執筆していった。
「トム・ウィルソンと神々の塔」
「トム・ウィルソンと幻の島」
「トム・ウィルソンと天空の楽園」
・・・
トムウィルソンシリーズは主人公のトムが世界各地を回る冒険譚である。
しばらく経ってからAさんはふと思った。
「これ、初見だとどれが第何巻か分かりにくくない?」