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【鶯ますか?オマージュ】Nightingale in the Museum

[ウミガメのスープ]

博物館にて
鶯の絵を見たカメオは、その絵の作者が死んでいると悟った。
いったい何故?


出題者:
出題時間: 2018年2月24日 21:46
解決時間: 2018年2月24日 23:27
© 2018 ZENO 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【鶯ますか?オマージュ】Nightingale in the Museum」 作者: ZENO (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/774
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とある国のお話
この国において通貨偽造の罪は重罪であり、法定刑が死刑のみという厳格さでした
それにもかかわらず、数十年前に極めて精巧な偽札が出回り、経済が大混乱に陥るという事件が発生しました
その国の紙幣には裏面に鶯が描かれており、その絵には様々な偽造防止技術が用いられていたのですが
犯人グループはその裏をかき、あらゆる偽札検知システムを掻い潜る精巧な偽札を製造することに成功したのです
幸い犯人グループは検挙されて事件は解決したのですが、犯人グループが用いた技術は実に見事なものであり
造幣局との知的ゲームにも似たその犯行手口や、死刑をも顧みないその大胆な犯行は、皮肉にも多くの人々の心を掴みました
そのような人々の関心もあり、また、当局としては国家の負の遺産という自戒も込めて
歴史博物館に犯罪の証拠であるその偽札と、版画の元である銅版が展示されることになりました

さて、数十年後にこの歴史博物館を訪れた外国人観光客のカメオは
犯人グループの裁判の結果や刑の執行状況について詳しいことは知りませんでしたが
「もう何十年も経ってるし、当然、グループ全員の死刑が執行されているんだろうな」と悟ったのでした


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy