おれのかんがえたさいきょうのおしろ 通称「風雲タカシ城」
非現実的な強さを誇るその城は、かの大阪城や名古屋城を超える名城となるはずであったが、完成から3日経たずして落城、木っ端微塵になった。
なぜ?
*Q13 FCKさんのリサイクルです。
転載元: 「【文系ますか?リサイクル】I discovered that my castles stand」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7521
「こら、何またおもちゃの兵隊(にんげん)使って遊んでるの?『おれのかんがえたさいきょうのおしろ』?なぁにそれ?」
「あ、ママ。だってみんな僕のいうこと聞いてくれるんだよ。おもしろーい。僕のために最強のお城を作って?って言ったら必死で作るんだもんw昔の神(ひと)の中には、大きなお墓とか作らせた人もいたんでしょ?すごいねー」
「何言ってるの。そうやっておもちゃの兵隊使って遊んで、喧嘩になったお友達が何柱(にん)もいるでしょ?」
「そうだった。なんか僕のおうちみたいに大勢の家族で暮らしてるんじゃなくて、一柱(ひとり)暮らしのお友達が喧嘩しがちだよねー それもおもちゃの兵隊使ってさ。」
「そんなふうにおもちゃ無駄にしちゃダメでしょ。ほら、ちゃんとお城片付けておきなさい。」
「えーまだ3分しか経ってないのに。」
「いうこと聞かないと、天変地異を起こしますよ。」
「はーいママ。ごめんなさい。(ガシャガシャ)」
おもちゃ(人間)を使った、神々の遊び。