「例えば、机の上にある『もの』が、プリンであったと仮定しよう。君がそれをプリンと認識できるのは、『プリン』という概念がすでに備わっているからである。もしも君がその概念をもっていなければ、机の上の『もの』が食べ物であることすら認識できないかもしれない。さて、君はわたしが『プリン』という概念を認知しているという前提で論を進めているが、その根拠は一体どこにあるのだろうか。自分の知っていることは相手も知っている。そうしたドクサに基づく誤解が、これまでの人類史上、幾多の歴史的悲劇を生み出したのは想像に難くない。私は深く憂慮している。君の『プリン』像と私『プリン』像は、必ずしも一致するとは限らない、という可能性を。そう!我々はまず、『プリンとは何か』というところから共通理解を図るべきではないだろうか?」
とある男が、上記のようなことを滔々と述べているのはなぜか?
*Q4 アシカさんのリサイクルです。
転載元: 「【文系ますか?リサイクル】I’m in love with a Jacques Derrida」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7429
冷蔵庫の他人のとっておきのプリンを食べる。
それは歴史上幾度となく繰り返されてきた悲劇の一つ。
そこでソフィストの如く言い訳をすることは、決してプラスにはならない。
…相手がツンデレを愛しているのでない限り。
白音「国語も苦手な弘樹が、よく頑張って哲学勉強したね?
でもね、私が聞いてるのは、冷蔵庫の私のとっておき『チョコミントプリン』を誰が食べたのか、ってことなの。
私たちは、それが、プリンというものの中でも至高のもの、つまりイデア的存在であることはわかっている。
たとえ神と名のつくものは複数あろうが、イデア的なプリンといえば、『チョコミントプリン』以外存在し得ない、というのが弁証法によって証明されているのよ。
…数字は苦手だけどね。『チョコミントプリン』の在庫数だけは分かっているの。27個あったのが、26個になってた。
たくさんあるから、私には管理できないと思ってた?」
弘樹「…」
白音「食べたよね?」
弘樹「…はい。」
白音「それがイデアだと認める?」
弘樹「…はい。」
白音「チョコミント好きじゃない、とか言ってたくせに、素直じゃないんだからw もうww じゃあ一緒に買いに行こ?」