不老の力を持つカメオ。
強さを求めるカメオは、長く生きる間に、あらゆる武術を学び続けた。
武術を極め続けた彼はあらゆる武術家を圧倒し、最も強い人間となっていた。
そこまで極めたにも関わらず、カメオは包丁を持った子供の攻撃を避けられず、刺されて死んでしまったのだという。
一体どうして?
転載元: 「不老の老化」 作者: ドナ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7245
不老により数万年生きたカメオ。
迫ってくる子供の持つ包丁の切っ先を見た時、包丁から漂う死の予感からか、カメオに「走馬灯」が走った。
生まれてからの数々の思い出が、カメオの脳内を駆け巡っていく。
普通の人なら一瞬で終わる走馬灯も、数万年生きたカメオの走馬灯は、膨大な量があった。
10秒以上ぼーっと走馬灯を見ている隙に、子供はえいやと包丁をカメオに突き刺したのだった。