矢尾長介は足が速いため小学校の運動会のクラス対抗リレーのメンバーに選ばれた。しかし彼は不運にも運動会前日に転んで怪我をしてしまい、仕方無くリレーではなく玉入れに参加することになった。さて、玉入れの際長介はクラスの誰よりも多く玉を投げたのだが、この時彼は玉がカゴに入らないように投げていた。無論長介は競技に負けるつもりなど毛頭無かったのだが、何故このような行動を取ったのだろうか?
2022年4月24日(日)22時00分で出題期間を終了します。
転載元: 「八百長運動会」 作者: TATATO (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7214
転んで地面に手をついた際に利き腕である右腕を怪我した長介。重傷というほどではないが、激しく動かすことは医者に禁止されたため、全力で走ったり正確に物を投げたり出来る状況ではない。そこで長介は玉入れでカゴを支える役割を担当することになり、競技後に左手でカゴ内から玉を取り出して投げ上げながら玉の数を数えたのだった。