ある日、Aさんはとある人物へ送る手紙の内容を考えていた。
Aさんの頭の中には
・ピーマンは食べられるようになったのか?
・友達はできたのか?
・宿題はちゃんとやっているか?
・恋人はできたのか?
・仕事は上手くいってるか?
・・・などといった候補が浮かんでいる。
一体どういうことだろう?
転載元: 「手紙」 作者: ブラックホール (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7109
答え:余命わずかな母が、将来成長していく娘に対して遺す手紙の内容を考えている。
Aさんが亡くなって20年後、大人になった娘の手元にはAさんの遺した数十枚の手紙が大切に保管されていた。
『〇〇へ
6歳の誕生日おめでとう。もう嫌いなピーマンは食べられるようになったかしら?ご飯を用意するお父さんは大変なんだから好き嫌いを言ってあまり困らせてはだめよ。
~(中略)~
7歳の誕生日おめでとう。あなたももう小学生ね。友達はたくさんできたかしら?「友達100人作る!」って意気込んでいたものね。色々な人と仲良くなれるといいわね。
~(中略)~
10歳の誕生日おめでとう。あっという間の10年だったわね。宿題はちゃんとやってるかしら?友達と遊ぶのもいいのだけれど、あんまり羽目を外し過ぎて宿題を忘れたりしないようにね。
~(中略)~
16歳の誕生日おめでとう。あなたももう高校生ね。そろそろ恋人はできたかしら?あなたは可愛いから同級生たちからモテモテになってるかもしれないわね。恋の相談はできないけれど・・・あなたが選んだ人ならきっと素敵な人だわ
~(中略)~
25歳の誕生日おめでとう。もう立派な大人になったわね。仕事は順調かしら?あなたは頭がいいからきっとバリバリのキャリアウーマンになってるのでしょうね。お母さんとっても誇らしいわ。
~(中略)~
30歳の誕生日おめでとう。
~(中略)~
40歳の誕生日おめでとう。
~(中略)~
~(中略)~
~(中略)~
いくつになっても、ずっとあなたのことを見守っているからね。
お母さんより』
※元ネタはTVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の第10話です。