新婚旅行のエーゲ海クルーズで幸せな時を過ごした美也と涼。
アテネからの帰りの飛行機でも、肩を寄せ合ってラブラブそのものであった。
しかし、日本に降り立った時には、美也は涼より早くさっさと席を立ち、一人で入国ゲートに向かって進んで行った。
なぜ美也はそんな行動を取ったのだろう?
*百人一首 その十 【これやこの ゆくもかへるもわかれては しるもしらぬも あふさかのせき】からのinspireです。
転載元: 「The smell of your skin lingers on me now」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7094
美也の乗ったトランジット便の方が先に日本に到着するから。
美也は関西の郊外に住んでいる。
一方、結婚相手の涼は、東京勤務だ。
仕事の忙しい二人は、新婚旅行から帰ったらすぐ出勤しなけらばいけない。
だから、アテネ(直行便がない)からトランジットのドバイまでは仲睦まじく帰って来たが、ドバイからは別々の飛行機に乗らなければいけなかったー美也は関空行き、涼は成田行きに。
関空行きのフライトの方が、成田行きよりも数十分早く日本に着く。
そのため、日本に降り立ったときには、当然二人バラバラだし、美也の方が早く一人で席を立つことになったのである。
*この問題の設定はフィクションです。
実際のフライト状況の反映を保証しません。