数字が減ると・・・・

動物たちが入っている檻を管理人が掃除していた時、ある男の子がやってきた。男の子「おっちゃん、ウサギさんたちの檻の横についてる50000ちゅう数字はなんなんや？」管理人はその質問にはわからないなぁ・・・と濁した解答をした。
3日後、また男の子がやってきた時に、数字は40000に変わっていた。男の子「なあおっちゃん、数字の秘密わかったか？今日は数字がなぜか減っとるがな　数字がこのまま減り続けて0になったらどうなっちまうんやろね」　管理人はひっそりとこう言った。　「0になったら・・・・・動物たちは死ぬ・・・」
一体なぜ数字が0になると動物たちは死んでしまうのか？

まず、この話の舞台はペットショップ。当然、数字というのはペットたちに付けられた値段である。
ウサギが50000円というのも納得だろう。考えてみてほしい。なぜ値段が下がったのか？・・・答えは’’売れ残って価値がなくなったから’’だ。ということは・・・・値段が０になった瞬間、ペットたちは保健所に送られて、安楽死させられてしまう。
今の日本では保健所に連れてこられた動物たちは約一週間が最後の希望。引き取り主がいれば命拾いできるが、大半の動物は
罪もないのに殺されてしまうのだ・・・・