栗きんとんとブッシュドノエルをかけてトランプ対決が某所の売店で行われた。日本各地から人が集まり皆が皆、しのぎを削る争いをしたという。そしてこのトランプ対決に勝利したのは「丈二くん」(5さい)だった。
それなりに高級品とはいえ、たかだか食べ物2種類に日本各地から人が参加するイベント、しかも優勝者は5歳の少年だと言う。一体どうしてこんなイベントが行われたのだろうか?なお、この問題に歴代米国大統領は関係ない事を注釈しておく。
*Q12 ノーキンさんのオマージュです。
転載元: 「【カードますか?オマージュ】we won't go until we get some」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6781
ここ水平病院には、日本各地から精神的に問題を抱えた相当難しい患者が集まってきている。
人格障害だったり、ギャンブル依存だったり、問題行動を繰り返したりと、なかなか一筋縄ではいかない人たちだ。
年末年始になると、ここ水平病院でもクリスマスや正月用の食事が配られる。
となると、ギャンブル好きの患者達はそれを賭けの対象にしてしまい、トラブルが絶えない。
特に病院で普段なかなか出てこない甘いものは、格好の賭けの対象である。
それをどうやって解決するか、職員達は頭を悩ませていた。
院長「わかった。公営競技にしよう。」
職員「???」
院長は、希望者を院内売店に集め、「公営競技(ババ抜き)」を開催することとした。
その成績に応じて、人気の高い栗きんとんとブッシュドノエルの「ボーナス」がもらえると言う仕組みである。
日頃の病院にはあまりないエンターテイメント性があるということに加え、頑張れば人より多くの甘いものが手にできるかもしれないという期待で、ほとんど全ての患者が参加した。
優勝したのは、解離性人格障害、いわゆる多重人格のA氏。
今日は、甘いものが大好きで、異常に勘がよく働く5歳児の男の子の人格、「丈二くん」が現れて参加していたようだ。
見事誰よりもたくさんの栗きんとんとブッシュドノエルを手にしたのである。
〜病室にて〜
「ふえぇ。ルリ、ダイエット中だからこんな甘いもの欲しくないよぉ。誰がルリを太らせようとしてるの?」by A氏 as ルリ(常にダイエットをしている15歳美少女の人格)