コロナも終息し、多人数での飲み会もできるようになった今日この頃 。
ウミガメ商事はその日忘年会であった。
そしてここに、取引先での交渉が長引き、帰社が遅くなった男、海野幸宏がいた…。
海野の携帯電話に忘年会の幹事・柴山から連絡が入った。
柴山「何やってんだよ!早くこいよ!始めるぞ!」
海野「すまん、出先でいろいろあって今会社着いた。今からそっちいくわ」
柴山「あ、そういえば相野課長もまだだわ。少し遅れて出るって言ってたけど、まだそっちいるか?もしいたら、無理矢理にでも連れてきてくれ!じゃあ忙しいから切るわ!あとよろしくな!」
大役を仰せつかった海野。課長の席があるフロアに行くと、突然がたっと音がした。音がした方に目を向けると、相野課長が立ち上がってこちらを見ていた…。
さて、果たして海野は課長を連れて来ることができるのか?
あなたたちは、海野に質問したり、指示をして、なんとか課長を忘年会に連れて来てください。
gattabiancaさんにSP及びコラボしていただきました!ありがとうございました!
転載元: 「忘れられない忘年会」 作者: メラ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6680
課長はピアスを落として困っている。
拾おうとしていたところ、ちょっと気になる部下の海野が戻ってきた。
課長はタイトスカートを履いているので、男性部下の海野の前では机の下に潜ることが難しい上に、ツンツンキャラなので、海野に自分から取ってくれとも頼めない。
海野の方から、課長がピアスを落としたことに気付き、拾ってあげる。
・「困ったことがあるんですか?手伝いますよ」だと持ち前のツンツンキャラを発揮して応じない。
・何を落としたかを明示せず、「拾いましょうか?」だけだと、「いいよ、個人的なものだから」と言って拾わせようとしない。
「取れましたよ、課長、課長…?」
「あ、ありがとう。よく気付いたな。」
「いつも素敵なピアスしてるのに、あれ、今日してない…いや、朝はしてたよな?って思ったんです。」
「…よく見てるな。女子かw」
「いや、女性なら誰のことでも見てるわけじゃないですよ。」
「…え…?」
「あ…。あ、そう言えば今日は課長の送別会も兼ねてるんですよ。なんて言っても次は支店長じゃないですか。」
「いや、支店って言ったって地方の小さなとこだしな。」
「いやいや、すごいですよー。そんなに俺と代も変わらないのに。憧れですよ。仕事もできて、ちょっと厳しいけど、見た目も…いつもカッコ良くて。…本当はもう少し一緒に仕事したかったですけどね。」
「…」
「え、課長…?どうしたんですか、課長?」
相野淳:課長。女性。42歳独身。仕事熱心で厳しく、舐められまいと男のような言葉遣いをしている。一方、見た目はエレガントで、タイトスカートのスーツ、ピンヒール、ピアス、マニキュア、香水などを好む。部下の海野のことを少し意識している。
海野幸宏:主任。男性。35歳独身。ちょっと気が弱いところもあるが、細かいところに気が付き、課長のことを慕っている。年上の女性好き。