風が吹けば桶屋が儲かるという諺があるが、
現在では道路が舗装され砂埃が舞うようなこともなければ、そもそも桶を日常的に使う機会も少なくなったため、
当然、風が吹いただけで桶屋が儲かるなんてことはないはずである。
しかしある日、風が吹いたことでその店では桶の需要が大幅に増えたという。
桶が飛ばされて物理的に壊れたため購入者が多かったという訳では無いのだが、なぜだろう?
転載元: 「風が吹けば桶屋が儲かる」 作者: エルナト (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/66
台風がある温泉街を直撃、建物が壊れるなど多くの深刻な被害を受けた。
大勢の工事関係者やボランティアの方々がそこを訪れ、復興支援を行ってくれた。
温泉街の住人たちは彼らの疲れを癒すため比較的被害の少なかった温泉を無料開放したため、
ひとつの温泉に人が集中し、そこでは温泉で使われる湯桶の使用頻度が大幅に増したのである。