これはウミガメのスープですか？

男が頭を悩ませながら物語を考えている。男は作家でも脚本家でもない。
男が考えている物語のシチュエーションはどこにでもあるごく日常的なものである。
これは、特別な知識が無い人でも物語を分かるようにするためだ。
ただし、シチュエーションをそのまま普通の文章にするだけでは意味がない。
男は文章中に敢えておかしな言い回しを用いたり、矛盾ような言葉や困惑するような表現を使っている。
そんな男の作る物語は人々から高く評価されている。
一体どういうこと？

男は人気の漫才師で自分の漫才のネタを考えながらネタ帳に台本を書いている。
老若男女に受けるようにするために内容は特別な知識を必要としない日常的なものにしている。
また、途中でボケたりツッコミみどころを入れたりするために、敢えておかしな言い回しや矛盾するような言葉や困惑するような表現を使っている。
※ウミガメのスープ作るのとお笑いのネタ作るのってなんか似てる気がしませんか？