転載元: 「【石ますか?リサイクル】小石うめぇ」 作者: ねじ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6545
ウミオはカメオに騙されていた。
(「まんじゅうこわい」の逆バージョン)
ある日のこと、ウミオはカメオが立ち話をしているのを盗み聞きした。
カメオはこんなことを言っていた。
「いや、ウチの庭にある小石は確かにただの小石だが、俺にとって大切なもんなんだよ。アレが庭に無かったら寂しくて死んでしまうかもしれない。片付けるなんてとんでもない!」
ウミオはそれを聞き、カメオを苦しめてやるのにちょうどいいと思った。
そこで暗くなるのを待ってカメオ宅の庭に忍び込み、小石を全部拾って持ち去ったのである。
よく朝、庭を見たカメオは叫んだ。
「おお!何てことだ!俺の大事な小石が!」
こっそり様子をうかがっていたウミオは、してやったりとニヤニヤ。
そして、大袈裟に嘆いているカメオは秘かに思っていた。
「ウミオのやつ、俺への嫌がらせになると思えば何でもやるからな。これで庭がキレイになった。今度は何をしてもらおうかな・・・」
※ これには元ネタがあるはずなんですが、どうしても思い出せません。誰か知ってたら教えてください。