※青文字部分はエルナトさんの問題からのコピペです。
転載元: 「【HBC】254803968の扉」 作者: ニックネーム (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6469
質問欄に「わゑゐをう」と書けば、ヒント欄に名無し編集者のアバターが表示され、正解となります。
詳細かもしれない解説
Cindyのアバターは、16種類の基本アバターを元に自動生成される仕組みになっています。
16種類の基本アバターすべてに、肌の色・衣服・口周辺・頭部・目周辺の5ヶ所のパーツデータが含まれています。
また、16種類それぞれの基本アバターに、3種類のカラーバリエーションがあります。
(無色透明もカラーの1つなので、パーツが存在しないように見える場合もあります。)
パーツに着目して言い換えると、5ヶ所のパーツそれぞれに16種類のパターンがあり、さらに各パターンが3色ずつあるわけです。
すなわち、5ヶ所のパーツそれぞれに16種類×3色=48種類のバリエーションがあるのです。
Cindyで使用されているアバターは、各48種類ある5ヶ所のパーツを無作為に1つずつ選ぶことによって生成されています。
その組み合わせは全部で48×48×48×48×48=254803968、すなわち2億5千万通り以上ということになります。(タイトルの由来)
48種類のパーツは、元ネタのコードに登場する順に、1~48の番号を付けることができます。
一方、「ん」を含む「いろは歌」は、48種類のひらがな(清音)で構成されています。
文字の種類とパーツのバリエーションの数が一致するので、すべてのパーツの1~48を、ひらがな1文字に置き換えることが可能です。
すなわち、各パーツの番号を5個書く代わりにひらがなを5文字書けば、生成する2億5千万種類以上(48の5乗種類)のアバターのすべてを表すことができるというわけです。
各パーツの1番は「い」、2番は「ろ」、3番は「は」・・・と固定する、という方法もありますが、今回は各パーツ毎に、「始まりの番号」を変えることにしました。
一例を挙げると、今回「衣服」のパーツは18番が「い」、19番が「ろ」・・・となっていますが、「口周辺」のパーツは12番が「い」、13番が「ろ」・・・となっています。
この場合、同じ形で色違いのパーツ3種類は、必ず「いろは歌」内での連続したひらがな3文字が該当することになっています。
つまり、名無し編集者のアバターのパーツと同じ形で色違いのパーツが出てきたら、そのパーツを表すひらがなを特定すれば、いろは順で「そのひらがなの両隣」、または「そのひらがなの1つ置いて隣」のうちどれか1つが、答えの文字列に必ず含まれることになります。
5文字のうち、どの位置がどのパーツを表すのかは完全に固定で、1文字目から順に「肌の色・衣服・口周辺・頭部・目周辺」となっています。
「かたつむり」と「かたくりこ」は肌の色と衣服が一致していて、他パーツは異なります。
(同じ「り」が含まれていますが、文字列内での順番が異なるので、共通のパーツにはなりません。)
さて、今回正解となる「わゑゐをう」は、発声練習等で使われる「あえいおう」のわ行バージョンです・・・と言っても、「ゑゐを」は「えいお」になる場合も多々ありますが。
文字数が48文字必要だったため、旧かなの「ゐ」「ゑ」を使うことにしたので、せっかくだから正解文字列に混ぜました。
この問題の醍醐味は、「アバター作成システムを手作業にした部分」だろうと思います。
問題を解きながら、「自分の使っているアバターはどうやったら出る?」とか、「普段なかなか出てこない自分好みのアバターを表示するには?」と考えた方もいたことでしょう。
(実際、最後は祭になったしw)
4周年の記念行事としてお楽しみいただけたのなら、こんなに嬉しいことはありません。
ご参加、閲覧の皆様、どうもありがとうございました!
なお、問題のメイキングについては、そのうち個人チャットその他でご紹介するかもしれません。
この問題は、以下の著作物を参考に構成しました。
https://multiavatar.com
https://github.com/multiavatar/Multiavatar
変更内容は、「svg画像データの省略を伴う簡素化」および「この問題を解くにあたり混乱をもたらす可能性があるアバターパーツの色変更」です。
これらの変更は、著作権者の許諾範囲内で行われています。
https://github.com/multiavatar/Multiavatar/blob/main/LICENSE