東京の銀座に、新たなレストランがオープンした。そこは、ありとあらゆる国の食材・料理を取り扱ったレストランである。
入店できるのは政界や経済界のトップや著名人のみ・・・
ここに、なぜかただの一般人である只野民男が入店した。
なぜ彼が入店できたのだろう?
*メラさんの異国ますか?ボツ案のサルベージその2です。
転載元: 「undressed by kings〜異国ますか?サルベージ2〜」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6465
民男はまだ1歳にならない子ども。社長令息ではあるが、当然まだ一般人である。
只野カメミ。日本有数の企業のトップにして、まだ授乳中の息子民男の絶賛子育て中である。
今日は海外の取引先と一緒に会食ということで来店した。
「只野社長、いつもご贔屓に…えーとそちらは?」
「息子の民男ですが、何か。」
「当店に、お子様はちょっと…一般の方ということになりますし…」
「他のお客様にご迷惑をかけないように離れ一棟の貸切ということで予約したのですけど?それとも貴社の子育てに対する姿勢はそのようなもの、という理解でよろしいですか?本日は海外からのお客様をお連れしています。子育てに非協力的となれば、国際的な評価にも相当の影響があるかと思われますが、いかがお考えですか。」
大得意の只野社長にそうまで言われては、当然反論もできないのであった。