鈴木翔太の初恋が終わったのは、ウミガメ市長・稲山次郎が辞職したからである。
いったいどういうこと?
つむじ風商会さんの恋愛禁止条例のオマージュです。つむじ風商会さん、オマージュ快諾ありがとうございました!
転載元: 「【恋愛禁止条例ますか?オマージュ】ウミガメ市長選挙」 作者: メラ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6379
市役所職員の鈴木翔太。次期市長選挙の投票受付事務を担っていた。
鈴木「次の方…えー初山 恋美さん」
初山「はい。…あれ?もしかしてしょーちゃん?」
鈴木「え?」
初山「やだー小学生の頃と全然変わってないからすぐわかっちゃったwこんなとこで何してんの?あ、お仕事か(笑)お疲れ様」
親しげに名を呼ばれて顔を上げると、そこには小学生の時の初恋の相手、失山 恋美がいた。化粧でだいぶ変わっている―もちろん、より美しくなっている―が、自分が見間違うはずもない。
選挙人名簿に記載された名字を見て、自分の25年にわたる恋も終わったのだと悟った。