市販のサイコロを無作為に100回以上振ったら、すべての数の出た回数がほぼ同じくらいになった。
ところが、立方体の各面に1から6までの数字を1つずつ書いた手作りサイコロを、同じように無作為に100回以上振って調べたところ、特定の1つの数だけが他のどの数と比較しても約2倍の回数出るという結果になった。
何故だろう?
転載元: 「『同様に確からしい』とは?」 作者: 一寸先師 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/634
「正六面体の各面に1から6までの『数字』を1つずつ書いて」
……すなわち、6面すべてに6個ずつ『数字』(=算用数字)を書いたのだが、ある2つの面には同じ『数』(=6桁の数値)が書いてあり、他4つの面はそれぞれ違う『数』であった。
例えば『123456』と書かれた面が2つで、残り4面がそれぞれ『234561』『345612』『456123』『561234』だった場合、『123456』の出る確率が、『234561』などの他の数と比べて2倍になるのは当然である。