「動く点P」と言えば、中学数学でよく耳にしてきた言葉だろう。仲間には「点Q」などもいる。数学嫌いの人たちから「なんで点P動くんだよ…!」とか「動くなよ!止まっていろよ!」などの怨嗟の声がたびたび聞こえてくる例のアレだ。
ところで、なぜ「P」なのか?という疑問には「点(Point)だから」という説が有力だが、カメオはそれは違うと思っている。
彼は一体「P」を何の「P」だと思っているのだろう。
転載元: 「 【数字ますか?リサイクル】キリルのРは舌を巻く」 作者: ねじ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6296
Oの次
カメオが点Pに出会ったのは、数学で関数を習った後である。
関数と言えば、原点は「O」である。
これは「ゼロ」ではなくアルファベットの「オー」であり、「原点」を意味する英単語「Origin」の頭文字が由来となっている。
平面に不動の原点Oがあり、動き回る点Pがある。
時々点Qも登場する。
これは完全にアルファベット順と合致する。
ならば、カメオが「P」のことを「Oの次」だと思ったとて、何の不思議があろうか?