「動く点P」と言えば、中学数学でよく耳にしてきた言葉だろう。仲間には「点Q」などもいる。数学嫌いの人たちから「なんで点P動くんだよ…!」とか「動くなよ!止まっていろよ!」などの怨嗟の声がたびたび聞こえてくる例のアレだ。
ところで、なぜ「P」なのか?という疑問には「点(Point)だから」という説が有力だが、カメオはそれは違うと思っている。それはカメオのちょっと変わった特性によるものなのだが、そのせいで、カメオは、動く点Pには対応できるが、動く点Qが出てくると混乱する。彼は一体なぜ「P」が使われると考えているのだろう。
*メラさん2のオマージュです。
*特性のあたりは要知識ですが、そこを考えなくても解けます。
転載元: 「【数字ますか?オマージュ】can't stop, won't stop moving」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6285
:Pはフラッグに似ているから
カメオは、何か具体的なビジュアルをイメージしないと、物事を理解できないという、認知発達上の特性を持つ。
なので、数学の問題を解く時でも、具体的な事物を頭の中で動かさないと解けない。点Pは、彼の中ではフラッグに変換される。
よくマップのアプリなどでポイントをする時に立てるフラッグみたいなやつが、スルスルと軌跡に沿って進むイメージである。
だから、点Qはカメオにとって受け入れにくい。
(せめて小文字の点qだったら…それか点Fか点Tなら標識だし、点Iなら棒なんだけど)と思うのだが、その主張はあまり周りには理解してもらえないのだった。