サザンモートの人気セレクトショップChatte Blancheに誰が履こうとしても絶対にサイズが合わない(見た目は平均的なサイズの)ガラスの靴を買い求めにきた男、ウミオ。
「お客様、シューフェティッシュの方へのプレゼントですね?まあ多分足に合う方はいらっしゃらないですけど、我々靴好きとはそういうものですから。彼女さん、いろいろ変わったヒールなんかもお持ちなんでしょう?」と笑いながらラッピングする店長のカメコ。
「彼女は特にヒールなんて履かないね。そもそもそんなに靴を履くわけじゃない。」
「え、そんな方にこの靴はちょっと…相当足に負担がかかりますよ?」
「いや、良いんだ。」
なぜウミオはその靴を買ったのだろう?
※元々はジャパネットシンディ(春)が元になっていますが、ジャパネットシンディを知らなくても、解けます。(でも興味があれば是非見てください!)
*ただいま、ジャパネットシンディ〜夏の在庫一斉セール!2021〜の出品期間中です!
8月7日(土)21時まで出品可能です。ぜひ奮ってご参加ください。
転載元: 「【ジャパネットシンディrevisited】to support your shoe fetish」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6271
足の痛さなど感じることのない、愛しいアンドロイドの花嫁が、結婚式で履くことを希望したため。
(設定はストーリータブをどうぞ)」
*ジャパネットシンディ〜夏の在庫一斉セール!2021〜出品については、こんな物が売れたらおもしろい、という商品を値段と一緒に書くだけで、どなたでも簡単に参加できます。(自分で売り文句を考える必要はありません。)
思い付かなければ過去の出品からセレクトすることも可能です。ぜひお気軽にご参加くださいませ♪
最初の妻のウミコとはうまくいっているつもりだった。しかし、日々の暮らしのすれ違いで、別れてしまった。
その後、私は3回結婚したが、結局どうしてもウミコを超える女性には巡り会えず、3回とも破綻し、幸せな結婚生活は諦めていた。
そんなある日、私はウミコとばったり遭遇した。彼女は5回目の結婚で幸せになったという。しかも、なんと相手はアンドロイドだというのだ。
「良いよ。ウミオくんも偏見持たないで、一度試してみたら?」
半信半疑で結婚相談所に行ってみた。最初は何を馬鹿なことを、と思っていたが、紹介されたビアンカとはとても気が合った。
そして、来週結婚式をあげようというのだから、縁は異なものとはよく言ったものだ。
「ビアンカ、そのドレスすごく似合うね。」
「ウミオ。私には夢があるんです。結婚式ではガラスの靴を履いても良いですか?」
…アンドロイドが「夢」を語るのか。そういう仕様なのかもしれないが、かわいいことを言うじゃないか。
「良いけど…そんなの履いて足痛くならないのか。」
「…痛い?私が…?」
「あ…そうだよね。ごめん。」
「ふふ。ウミオ、本当に私のことを人間と同じだと思ってくれてるんですね。嬉しいです。」
明日はいよいよ結婚式だ。この靴を履いて隣で微笑むビアンカのことを思うとドキドキして眠れない。こんなのは最初の結婚式以来だ。
機械と結婚するなんてどうかしてると思う奴には、好きに言わせておけばいい。少なくとも、今私は幸せだ。過去に4回したどの結婚よりも、ずっと。