水平高校には、
『真夜中になると幽霊がプールで泳ぎにくる』
という怪談がある。学校の七不思議のひとつという奴だ。
ある日、真相を確かめるべく、ふたりの水平高校生が真夜中のプールに忍び込んだ。
翌朝、3名の死体が確認された。一体何があったのだろう。
この問題文には上のとおり1、2、3、7という数字が散りばめられている。456が無いのは、殺し(564)を避けたという解釈ができる。8と9が無いのはどういう理由があるだろう。
なお、問題作成者がそこまで考えてなかった、というのは無しである。
*この問題は亀夫君です。この謎について、「カメコ」と会話して解き明かしてください。
*カメコに対しては、YES/NOで答えられる以外の質問や行動の指示もできます。
*Q2 ノーキンさんのリサイクルです。
転載元: 「【数字ますか?リサイクル】1,2,3, 1,2,3, drink」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6258
解説
問題文はパソコンの文書作成ソフトに表示されている。
問題文の上には、「今日の問題」というタイトルがついている。
それを出題するときには、「今日」を再変換すると、8月9日となる予定であった。
設定
カメコは遺体のある現場に来ている刑事。
遺体は秋山瑞樹のもの。
秋山は、水平思考パズルサイトcandyで、「アイルーリス・レウケー」として、「毎日出題します!」と宣言して、9か月にわたり毎日出題してきた。
秋山のパソコン保存されている出題予定の問題文には、全て「今日の問題」というタイトルが付けられている。
秋山の出題する問題は、全て「○月○日の問題:(個別タイトル)」という形で出題されていた。
出題する直前に、「今日」の部分を選択して再変換し、その日のタイトルをつけてから、投稿していたようだ。
上記の問題は1週間先、8月9日に出す予定の問題であった。
秋山はなぜか日にちの感覚の把握が弱く、最初は日にちを間違えて記載していることがよくあった。
それで、その方式にしたようである。
なお、自殺の可能性も考えられていたが、そんなに先の問題まで作っている人が自殺するだろうか?
少なくとも誰か他の人に代理出題を任せてから自殺するのではないか?と考えた結果、他殺の線が濃厚になった。
調べてみたら、奇妙な匿名の脅迫メールも届いており、秋山は殺されるかもしれないと感づいていた節もある。
「殺し(564)」の除外には、自分が殺しと書いたら殺されてしまうのではないかという、恐怖心も働いていたのかもしれない。