すいません、ちょっと皆さんに相談があります。あ、僕は魚のウオオといいます。人間たちに何と呼ばれている種類かは知らないんですけど。
それで、今、僕と一緒にいる人間の男の子が、ちょっと泣きそうになっていて、なんとかしてあげたいんです。僕はどうすればいいのでしょうか?
※ウオオに質問や指示などをして、問題を解決してあげてください。
※ただし、相手は魚なので、分からないことや曖昧な回答も多くなると思うので注意してください。
※回答は遅めになります。
※軽めだと思います。
転載元: 「【軽め亀夫君問題】魚おおおおおおぉぉぉぉ」 作者: 光四 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6229
簡易解説:ウオオは金魚すくい用の金魚のうちの一匹で、人間の男の子はそれをすくおうとしている幼児カメオ。
なかなかうまくすくえずカメオのために、すぐ目の前に出されたポイにそのまま入っていくようウオオに言えば、カメオは金魚をすくえて大喜びとなり、解決となる。
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ウオオは金魚。夏祭りの縁日の金魚すくい用の水槽に入れられている。
それ以前はどこで何をしていたか、魚の記憶力ではほとんど思い出せないが、人や他の金魚と一緒にいたことが多かった気はしている。実際、多くの小さな金魚と一緒に池で飼われたりしていた。
今は他の多くの金魚たちと一緒に水槽に入れられている。小さな赤い金魚がたくさんいて、ウオオもその一つ。他に少し大きいのや黒っぽい金魚も少しいる。
しかしウオオの知識では色をうまく表現できず、自分の体の色を赤ということは出来ない。結構派手な色、などと表現。
それに対し、人間の男の子の名はカメオ。夏祭りの縁日に、母親とともに浴衣を着てやってきている。
ウオオのいる水槽で金魚すくいを試みたが、最初はすぐにポイ(すくう道具。柄のついたプラスチックの輪に薄い和紙が貼られている虫眼鏡みたいな形のアレ)が破れて失敗、二回目は少し粘ったがうまくすくえないまま、また破れて失敗。泣きそうになるカメオ。
母親は「あと一回、頑張ってみようか」と言い、縁日のおっちゃんは「次、また無理だったら、特別に何匹かプレゼントしちゃおう」と言う。つまり、自力ですくうチャンスはあと一回ということ。
カメオは三個目のポイを恐る恐る水槽に近づける。そのすぐ近くにウオオ。ここから問題文の場面になる。
カメオがなぜ泣きそうになっているかをウオオの説明から理解し、なんとか金魚をすくおうとしているのであれば、ウオオがすぐ近くのポイのほうに逃げることなくそのまま泳いでいき、ポイの上に乗ればいいことを、ウオオに伝える。
ウオオを捕まえることが出来てカメオは大喜び、解決となる。
こうして、ウオオはすく(掬)われ、カメオは救われたのだった。